自宅2階のシステムは「覚醒」前の「苦行」の時。高音質のケーブルを使うと「機器の活性化」が起きる。今までに何度も「苦行」を味わって来た。思う様に音楽を楽しめない時でもある。
最初に「苦行」を経験したのはもう20年前の事。始めは「故障」したのか?と思った程だ。「ノイズ」が出たり、片chから音が出なく鳴ったり、両ch共に満足に音が出ない・・・症状的には本当に「故障」と捉えられる。しかし、この一線を越えないと本当の「活性化」(覚醒)は訪れない。辛抱強く「鳴らし込む」だけの作業をするしかない。
昨夜も注視して聴き続けていたが、「覚醒」前の「ふん詰まり」状態であると認識した。症状が少しづつ変わって来ている。良い時のサウンドは今までにこのアンプからは聴いた事のない「質感」が出ている。音数も増えている。今しばらくは「苦行」が続くだろう。後1ヶ月もすれば完全にヌケ切るだろう。