一時期、SONYの1970年頃のアンプを集めていましたが、現在はほぼ全滅に近い状態。50年前の中古品と云う事を考えれば、「相応」の事態とも取れます。一応、使う前にメンテナンスをしてもらったのですが、稼働途中で「死んで」行きました。また、ストックして再稼働した時に、死んでいたアンプも有ります。もうここまでトラブルとお手上げです。修理代が無駄になりました。
唯一、生き残っているのがTA-2000FプリアンプとTA-3120Fパワーアンプの組み合わせ。プリアンプはボリュームのガリが酷い、パワーアンプは電源SWの入れ方でLchから音が出ない・・・と云う不具合を持っています。
50年前の中古品は、過去にどんな使われ方をしていたのか?或いは眠っていた時間がどれほどか? いずれにしてもコンデンサーや抵抗器他、パーツの寿命は、設計当時の寿命をはるかに超えていると予想されます。余りに古い中古品には「リスク」が有る事を肝に銘じて置きたい。一部、マッキントッシュのアンプのイルミネーションの美しさに駆られて、憧れの機種とされていた方もいらっしゃいましたが、似た様な「リスク」が有る事を覚えておいていただきたい。