出口はもうすぐ もう少しだけ我慢

COVID-19の新規感染者が治まってきたところでオミクロン株出現。優柔不断なキッシーにしては珍しく素早く入国制限を布いたけれど、やっぱり防ぎ切れなかったようだ。

等々力競技場で行われた天皇杯準決勝、川﨑－大分戦の観客の中にオミクロン株に感染した人がいたらしい。折角入場者制限を解除したところだったが、出鼻を挫かれた形だ。またぞろ「やっぱり制限緩和は時期尚早」と主張する輩が騒ぎ立てそうで、本当に残念。

だってオミクロン株って従来株に比べて感染力こそ強いけど、致死率・重症化率共にかなり低く、明らかに弱毒化している。それならオミクロン株なんてもうただの風邪やん。新型株だ、新規感染再拡大だ、と政府も、マスコミも、医師会も、国民を必要以上に怖がらせ過ぎないでもらいたい。

とはいえ、現状ではCOVID-19に感染したら、重症化しようがしまいが行動制限を課せられるし、家族も含め自分の所属するコミュニティすべてに迷惑をかけてしまう。だから感染しないように対策は講じる必要はある。公共の場ではマスク着用、手指の消毒、大人数での会食・宴会の自粛などなど。それにワクチン接種。これは最早感染予防とかが目的ではなく、公共のモラル、エチケットの問題。これが不要となるのは、COVID-19に感染しても、インフルエンザ同様にどこの町医者でも受診、治療してもらえる様になった時。一日も早くそうなって欲しい。

出口はもうすぐ。もう少しだけ我慢。