西京極 紫の館

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変な絵  雨穴/著  双葉社

2022年12月04日 16時49分51秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
見れば見るほど、何かがおかしい?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』…。いったい、彼らは何を伝えたかったのか  。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆★★
  独創性 ☆☆☆★★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
変な家』に続く雨穴さんの小説第2弾。今回はホラーというより純粋に推理ミステリー。落書きレベルのスケッチだが、そこに秘められた謎はなかなかよく考えられている。時系列を前後入れ替えたエピソードで構成されている為にちょっと読む時混乱した。オチへの持って行き方にやや強引さも感じるが、ボリューム的にはダレなくて丁度いい。雨穴さんの次回作が楽しみになってきた。YouTube動画の方も期待してます。

P.S.:
ほとんど同じ装丁なのに出版元が『変な家』の飛鳥新社からなぜか双葉社に変更されてる…。大手出版社に目をつけられた…ってコトか?目敏いな双葉社w

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