マトリックス リザレクションズ 監督/ラナ・ウォシャウスキー

【主演】
　キアヌ・リーブス
　キャリー＝アン・モス
　ジェイダ・ピンケット・スミス
　ニール・パトリック・スミス
　ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世

【ストーリー】
ゲームクリエイターのトーマスは、新作ゲームの制作に迫られていた。そのプレッシャーから逃れるために、精神科医から処方される青いピルを常用する彼は、ある日ティファニーという女性に出会う。その日を境に、トーマスはこの世界の違和感に気づき始める…

【西京極の評価】
１８年前に完結したと思っていた『マトリックス』が実は終わっていなかった…ってマジか？オモロなかったら、どないすんねん！？そう思って事前に過去３作を通しで鑑賞したのですが、一作目の完成度の高さを再確認しました。2021年の今観てもまったく古びていない。むしろ新しかった。それを踏まえた上で観た本作。やはりシリーズ一作目を超えられていません。主演のキアヌとキャリー＝アン・モスが年を取った分だけむしろトーンダウンしてます。面白くない訳ではないけど、ね。だからこそ本作をメタ構造にまでしてリブートした言い訳臭いセリフなんて聞きたくなかった。

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆★★★
　演出/演技　☆☆☆★★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽/音響　☆☆★★★