眼鏡レンズの種類は多種多様。
数多くある眼鏡レンズの中でも今回は「機能レンズ」についてご紹介します。
機能レンズの代表格は【偏光レンズ】【遮光レンズ】【調光レンズ】の三種類です。
【偏光レンズ】
レンズの間に特殊なフィルムが挟んであり、そのフィルムを構成する目に見えない横一列に並んだ透明・不透明は分子の層がギラツキをカットしてくれます。
ブラインドカーテンがレンズに内蔵されているようなもので、偏光膜の軸を地面と水平にし、上下・斜めからの反射したギラツキをカットします。
【遮光レンズ】
遮光眼鏡はまぶしさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。
まぶしさにより白く靄がかっているように見える状態を、短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。
網膜色素変性や網膜症、白内障術後など眼病で眩しさを感じる場合、特に有効とされています。
【調光レンズ】
仕組は紫外線にあたると、フォトクロミック機能によりレンズの色が快適な濃度に自動的に変化します。
紫外線を受けると約1分で発色して、紫外線を遮断すると約3分でほぼ退色となり(無色レンズ)元にもどります。
太陽光の強い場所では色が濃くなり透過率が低く、日陰では色が薄く透過率が高くなります。
又、温度依存性が高いため、温度が低いほどよく調光反応します。
機能レンズは目を紫外線や可視光線から守る有効な手段です。
将来を見据えたレンズ選びをご提案させて頂きます。