網膜色素変性症のお客様。
ガラスレンズに拘りをお持ちで、遮光レンズもガラスにて製作を希望されました。
東海光学の遮光ガラスレンズです。
2枚のガラスレンズに遮光フィルムを挟み込んでいます。
遮光ガラスレンズは加工中に遮光フィルムが剥がれてしまう場合があり、慎重かつ丁寧な加工技術が求められます。
網膜色素変性症とは?
網膜色素変性症は、光を感知する網膜の中の色素<script type="text/javascript"></script> 上皮<noscript></noscript>に異常な色素が沈着し、光の明るさを感じとる杆体細胞が障害を受ける病気です。
様々な形式の遺伝をしますが、詳しい原因はわかりません。
夜盲、視野の<script type="text/javascript"></script> 狭窄<noscript></noscript>とともに視力低下が進行します。
現在のところ、有効な治療法は確立されていませんが、厚生労働省の難病研究疾患の1つに指定されており、<script type="text/javascript"></script> 遺伝子<noscript></noscript>レベルでの研究が行われて治療の研究が進められています。
それと併行して、治療費(遮光眼鏡、遮光レンズ)の公的補助が行われています。
遮光レンズとは?
遮光眼鏡は、まぶしさの要因となる短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を多く通すように作られた、光吸収フィルムを用いた医療用メガネです。
まぶしさにより、白くもやがかかっているように見える状態を、短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます(コントラスト視力の向上)。
網膜色素変性症の方はもちろん、白内障、白内障術後、緑内障、黄斑変性症など、まぶしさを感じるすべての方に有効です。
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