会長 西田 保裕 (滋賀医科大学眼科講座)
会長 日下 俊次 (近畿大学医学部堺病院)
会期 2011年7月1日・2日
会場 国立京都国際会館
合同学会が京都で開催されます。
まだ先の話ですが、良い勉強機会なので楽しみです。
先日ご来店頂いたH様。
強度遠視とプリズムの組み合わせ。
今日再びご来店頂き「ばっちりです」と一言。
近見視機能検査はとても重要です。
パソコンに携帯、現代人は近見で目を酷使しています。
近視抑制にも効果が期待できる近用眼鏡。
「近用眼鏡の重要性」今後大きなテーマになっていくと思います。
又、近見視力は世代によって変化が生じます。
遠見視力と近見視力はイコールではありません。
子供 遠見<近見
成人 遠見=近見
老人 遠見>近見
※眼鏡矯正時
子供の場合、遠見時よりも近見時の方が集中しやすく、視力が出る傾向にあります。
これは気になる対象物(空間)が近見時は少ない為と考えれます。
逆に年齢を重ねる事に近見視力は低下して行きます。
これは老人性収縮と錐体細胞の感度低下が原因です。
老人性収縮とは瞳孔径が縮小し、眼内に入る光の量が低下。
遠見時より暗い近見時はより一層眼内に入る光の量が低下、見づらくなってしまいます。
なので老眼鏡作成時の近見視力検査は参考程度に考えておくべきでしょう。
眼鏡店の多くは【近見視力=遠見視力】と言う考えが殆どです。
遠見視力が良好だから近見視力も同等・・・と言う考え方。
残念ながらこの考え方だと快適なアドバイス、老眼鏡の製作は出来ません。
このように近見視機能検査によって、様々な目の症状が発見できます。
近見作業が多い現代人、最近肩こりや目の痛みありませんか?
近見眼鏡で解決出来るかも知れません。