1月から試作をしていた3.5MHz帯EFHWアンテナを完成させました
EFHWアンテナは、3.5M帯で作成するとHF帯のほぼ全バンドでSWRが1.ⅹになる素晴らしいアンテナ
また、共振幅が広いので調整も楽です
JS1FVGさんのWEBページを参考に作成しました
JS1FVGさん感謝です
NanoVNAとPCを接続して測定しました
PCソフト
トランス測定:NanoVNA-Server
(この段階ではNanoVNA-Appの使用方法を理解していなかった)
アンテナ特性:NanoVNA-App
インピーダンス変換トランスの作成
EFHWアンテナは高インピーダンスのため無線機のアンテナインピーダンスと整合を取るためインピーダンス変換トランスを作成する必要がります
フェライトコアは、モノタロウで約1000円で購入しました
Wurth Elektronik フェライトリング, 61 x 35.5 x 12.7mm
試作段階では、コイルの巻き方が左右非対称だったりしたので修正しました
今回作成したのは、こんな感じ
巻数比 2:14、インピーダンス比 1:49 ・・・ 50Ω:50x49=2.45k
コンデンサーは、330PFを3個直列で110PF
アンテナの高さによりインピーダンスは変わります
今回は、巻数比 2:14でOKでした
アンテナ側負荷して2.35KΩ(4.7Kをパラ)を接続してコイルの粗密を調整した結果です
アンテナ特性
3.5MHz用にアンテナを張り測定しています
アンテナ特性を正確に測定するにはアンテナ給電点で測定すべきですが、屋内に引込んだ同軸ケーブルにNanoVNAを接続して測定しています
3.5MHz帯と10MHz帯は SWRが若干よくないが無線機内蔵のチューナでSWR:1.1
まず3MHz~30MHzのSWR特性
3MHz~4MHz FT8用に共振周波数を下げたいが、全体バランスが崩れるためこれで妥協
6.5MHz~7.5MHz Good 強風のため2か所ほど髭が発生
10MHz~11MHz 無線機内蔵チューナーでSWR:1.1に落ちます FT8で海外も問題なし
13.5MHz~14.5MHz Good
17.5MHz~18.5MHz 無線機内蔵チューナーを入れたほうが良いかも?
20.5MHz~21.5MHz Good
24.5MHz~25.5MHz Good
27.5MHz~30MHz Good
これで、今まで使用していた自作フルサイズDP(3.5M 7M 21M)を撤去できそうです
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