ことじのブログ

趣味で集めている骨董・古道具の収集を綴ります。
2019年春にYAHOOから引っ越してきました。

オランダ レグー窯 碗

2013年07月13日 07時01分27秒 | 外国物
オランダのマーストヒリト・ペトルス・レグー窯です。
文献によりますと幕末から明治にかけてレグー窯は
長崎の出島へ輸出を図りましたが長続きはしなかったようです。
長崎から北前船で日本全国に広がったものだと思います。
蔵出しで枚数がまとめて出ることがあります。
ちなみにこの碗は古伊万里の本のも輸入された印判染付として
紹介されていました。
しかし当時は外国産として高価だったのではと思います。
あまり市場では人気がありませんが好きで見ると買ってしまいます。
売っている人は良くわからないこともあり値段も安く手に入ります。
たまにデルフトになっていたりもしますので注意が必要です。
オランダらしい柔らかい感じの焼きあがりが特徴です。
 

 

 

 



最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ことじ様へ (不あがり)
2013-07-13 07:35:00
オランダのレグー窯という所が日本に売り込んだと言う事ですよね。初めて見るものです。尚且つ蓋物となると日本仕様に合わせているという事になるのでは。珍しい物ですよね。これも磁器と考えて良いのですか。貴重な物を拝見しました。ナイスです。有難うございます。
返信する
No title (横町利郎)
2013-07-13 07:51:00
鎖国だったこの時代、長崎の出島は唯一の貿易の拠点だっただけにこのレグー窯の碗がこの島から入ってきたというのは感慨深いものを感じます。
デザイン的にもどっしりした安定感が感じられ日本人好みのものでないでしょうか?
サイドから見たビューで大人と子供と見られる二人の人物が描かれていますが、時代も時代なので非常に興味深く拝見させて頂きました。
ありがとうございます。MN
返信する
深めでいいですね。柄もいかにも外国のおもむきで。 (skip)
2013-07-13 07:56:00
本当によくいろいろなことを勉強されていますね。
返信する
初めて見ました (夢想miraishouta)
2013-07-13 08:28:00
珍品ですね!
これでご飯を食べる・・・歴史のロマンを感じますね!
返信する
この窯の存在を教えて頂きありがとうございました。 (pada)
2013-07-13 19:04:00
ヤフオクで失敗と思ったダマスカスの皿をトラバです。

ことじさんのUPの碗は日本のデザインですよね。
この窯の素晴らしさは、その国を調査して、その国向けの陶磁器
を作る事に徹したみたいです。
当時は日本では高級品、桐箱などに納められ大事にされたみたいですね。
以上ネットからの情報ですが勉強になりました。
ナイス!
返信する
不あがりさん (ことじ)
2013-07-13 20:30:00
そうなんです日本に合わせて碗を作っているんですね。
さすが東インド会社の国ですね。
軟陶と言う方が良いかも知れません。
ナイスありがとうございます。
返信する
ミックさん (ことじ)
2013-07-13 20:33:00
出島は長い間貿易の窓口でした。そこから国内に入った
ものは珍重されたのかもしれませんね。
木陰でたわむれるの図でしょうか。
返信する
skipさん (ことじ)
2013-07-13 20:35:00
これは雑誌で見ていまいたので見た瞬間手に入れておこうと
思いました。自分の好みでもありますし、買ってから色々と
調べるのも好きなんです。
深いのでカフェオレボウルでもいけるかな?
返信する
夢想miraishoutaさん (ことじ)
2013-07-13 20:37:00
これでご飯を食べる。そう考えもしませんでした。
でもアリかも知れません。オランダの実力をご飯で
試すのも一興かも。
返信する
padaさん (ことじ)
2013-07-13 20:39:00
たまたま好みの物だったものですから。
この時代きちんと東インド会社から日本の
市場調査をして輸出しているところが驚きです。
また手持ちを紹介したいと思います。
返信する

コメントを投稿