腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

「東電は神のように尊大だ」とスイスの原子力工学専門家が云った。起こるべくして事故は起きた。じんさい。

2011年06月25日 10時47分45秒 | 政治
福島第一原発の事故発生からずっとこの事故は自然災害で起こったものではなく、
東電上層部と総理大臣の判断ミスによる人災だと言い続けてきた。

そのことを裏付ける記事が産経新聞にあったので紹介をしておきたい。
国際原子力機構(IAEA)元事務次長でスイスの原子力工学専門家、ブルーノ・ぺロード氏の発言。

日本政府と東京電力が事故前に対策を取らなかったことは深刻だと。
特に東京電力の不作為はほとんど犯罪的だ。と

理由についてさらにコメントは続く、
福島第一原発の米ゼネラル・エレクトリック(GE)製沸騰水型原子炉マークⅠ型は、

圧力容器と格納容器が近接しており、水素ガスが発生すれば圧力が急激に高まる危険性が
1970年代から指摘されていた。

福島の建屋はクリスマスのプレゼントの箱のように簡単に壊れたが、
スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重にするなど水素ガス爆発防止策を強化した。と。

前記ブルーノ・ぺロード氏は、スイスのこの作業にかかわっており、
マークⅠ型を使用する日本にも役立つと考えたので、
1992年ころ、東京電力を訪れて

①格納容器と建屋の強化
②電源と水源の多様化
③水素再結合器の設置
④排気口へのフィルターの設置、を提案した。

しかし東京電力は、東京電力は巨大ですべてを知っていると思いこんでいた。
神様のように尊大にふるまった。

東京電力が原子力安全規制当局へ提出していた資料には不正が加えられていた。
これは東京電力が招いた事故だと。

前ブログでも訴えたが、福島第一原子力発電所の、事故調査検証委員会が発足したが、
そのメンバーの中には警察・検察野顔ぶれが見当たらないのが不思議だと。

ところが東京電力には、経産省だけではなく、警察関係から32人も天下っていることを知った。
次のブログを読まれると、東京電力のすごさが解る。http://www.incidents.jp/news/


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