Naoの誰でもわかる!英語の話

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<再登場>「使える英語表現」(No. 6)「右に曲がって、いや、左に曲がって」

2008-04-30 | Weblog
Good evening, folks. Recently, I have been too busy to take time to crate new stories one after another. So, here you go. Another interesting, but not new, story that you should enjoy reading. Hope you will enjoy it a lot. By the way, I will put up a new story tomorrow, Promise. Nao

表現6)Make a right. No, make a left.(右に曲がって、いや、左に曲がって)

あれ~、「right」あるいは「left」は形容詞ですね。なのに「a」がついている?「a」は名詞の前に来るものだから「right」「left」は、じゃあ、名詞?あるいは、非文法的な口語表現?ちょっと混乱しますよね。では、その答えの前に今回の表現がどんな時に使われるのかを考えてみましょう。
  
訳をみると、「~曲がって」って書いてありますね。そう、この表現は、車で走っている時にドライバーにたいし道案内をしている時に使う表現なのです。ということは、「右」「左」はそれぞれ「右方向」「左方向」ということですね。では、ここで「右に曲がってください」「左に曲がってください」という表現を自分なりに訳してみましょう。
  
「う~ん、昔習ったのはたしか…「Turn right」「Turn left」だったような?」ですよね。それでもちろんオッケーです。今回の表現は、そのくだけたバージョンだと理解してください。「なるほど。文法的じゃない口語表現なんだ!」…あ、ちょっと待ってください。文法に関してですが、「make」を無視して「a right」「a left」だけを考えると、たしかに非文法的です(「right」が「権利」なら話しは別ですが…)。
  
でも、「make a right」「make a left」は文法的なんですよ。な~ぜ?それは…「right」「left」の後に何かが省略されていて「表」に出てないだけだからなんです。では何が省略されているかというと、前述のみなさんの頭に浮かんだものを思い出してください。そう、「turn」です。つまり「Make a right turn.」「Make a left turn.」がもともとの文章で、「turn」は状況から聞き手が容易にわかるので省略されているのです。なので、問題の文章は「文法的」ということになります。わかりましたか?今度海外に行ったら、あるいは外国の人とドライブして道案内する時があったら使ってみてくださいね、この表現を。例えば以下のように…(?)。

Driver: Let me know where to go, okay?
(どう行けばいいか、言ってよ。いいね?)
You: Sure. Oh, make a left at the next corner.
(わかった。あ、次の角を左ね。)


Driver: All right.
(わかった。)
You: Make a right here.
(ここで、右。)
Driver: Wait! You said "Make a left," didn't you?
(ちょっと待ってよ。左って言ったろ?)
You: Right! No, left! I mean, you are right, but left…
(ライト(そうだったね)、いや、レフト(左)ってことね。いや、だから、君の言うとおりって意味のライトっていうことで、道はレフト(左)っ
ていうことをね…。)
Driver: …

混乱しないように、くれぐれも気をつけてくださいね(^^)。 All right. See you in the next story, guys, hopefully, very soon. Good-bye! Nao