表現145)Don't jump the gun.(早まったことするなよ。)
この表現、ドラマとか映画で聞いたことありません?僕は何度もありますが、その状況から何となく意味はわかったので、あまり気に留めていませんでした。何となく僕たち(日本人)は使わないんじゃないかな~と思っていたからだと思います。だって、jump the gunでしょ。いかにも口語的表現ですものね~。日本人の僕が使うとおかしいと直感的に思ったんだと思います。しかし、先日ドラマを見ていたらまたこの言い回しが出てきて、その時ふと思いました。「これはやはり調べねば!」とね。
英語を直訳すると、「拳銃を乗り越えるな!」になりますよね。なんじゃそりゃ、の世界ですよね(笑)。アメリカはガン社会と呼ばれますから、ガンといえば拳銃と思いますが、慣用表現に拳銃が出て来るかな~とも思いますよね。実はその通りで、この場合のガンは、陸上競技で使われるスターターとしての「ガン」のことを指しています。そう考えると、「ガンを乗り越える」つまり、jump the gunも、何となくイメージできるのではないでしょうか。スターターのガンを越える、つまり、それが鳴る前に出てしまうということ、つまり、不ライングってことですね。
この陸上競技での言葉が一般の話し言葉として使われるようになると、その意味は、何らかのことで「フライングする」、つまり、「早とちりする」「早まったことをする」「軽はずみなことを言う」等を意味するようになったわけです。
その使い方はというと…
誰かが結論を急いで何かを軽はずみにしようとした時に、その人にこう言います。
You are jumping the gun. We should think it over more carefully.
(それは時期尚早だよ。それについてはもっと慎重に考えるべきだよ。)
誰かに勝手な思い込みで何かを言ってしまって、そのすぐ後に、「あ、いけね。言わなきゃよかった…」って思った時には…
Sorry. I jumped the gun. I didn't mean it.
(ごめん。軽はずみなことを言った。本気で言ったわけじゃないだ。)
そして、相手がどうも先走って何かをしそうな時に相手にそうしないように注意する時にこう言います。
Okay? Don't jump the gun. We cannot afford to make a mistake.
(わかった?早まったことするなよ。間違いをする余裕なんてないんだからな。)
どうでしょう。jump the gunの感覚、つかんでもられたでしょうか?日本語の感覚では、「早とちりする」(=jump the gun)が一番頭に残りやすく、覚えやすいのではないかと思います。とりあえず一度、二度使ってみることです。その語感さえしっかり体得すれば、自分の語彙にすんなり入ってくることと思います。Try it out and see how you feel. まずは自分の言葉として使ってみること。それが新しい単語・表現を自分の語彙にする一番の近道です。ですが、早とちりしてその使い方を間違ってはいけませんよ。あ、それでもいいのか…。その時はこう言えばいいんですよね。Shoot.(しまった。)I jumped the gun.てね (^ ^)。All for now. See you, guys! nao
この表現、ドラマとか映画で聞いたことありません?僕は何度もありますが、その状況から何となく意味はわかったので、あまり気に留めていませんでした。何となく僕たち(日本人)は使わないんじゃないかな~と思っていたからだと思います。だって、jump the gunでしょ。いかにも口語的表現ですものね~。日本人の僕が使うとおかしいと直感的に思ったんだと思います。しかし、先日ドラマを見ていたらまたこの言い回しが出てきて、その時ふと思いました。「これはやはり調べねば!」とね。
英語を直訳すると、「拳銃を乗り越えるな!」になりますよね。なんじゃそりゃ、の世界ですよね(笑)。アメリカはガン社会と呼ばれますから、ガンといえば拳銃と思いますが、慣用表現に拳銃が出て来るかな~とも思いますよね。実はその通りで、この場合のガンは、陸上競技で使われるスターターとしての「ガン」のことを指しています。そう考えると、「ガンを乗り越える」つまり、jump the gunも、何となくイメージできるのではないでしょうか。スターターのガンを越える、つまり、それが鳴る前に出てしまうということ、つまり、不ライングってことですね。
この陸上競技での言葉が一般の話し言葉として使われるようになると、その意味は、何らかのことで「フライングする」、つまり、「早とちりする」「早まったことをする」「軽はずみなことを言う」等を意味するようになったわけです。
その使い方はというと…
誰かが結論を急いで何かを軽はずみにしようとした時に、その人にこう言います。
You are jumping the gun. We should think it over more carefully.
(それは時期尚早だよ。それについてはもっと慎重に考えるべきだよ。)
誰かに勝手な思い込みで何かを言ってしまって、そのすぐ後に、「あ、いけね。言わなきゃよかった…」って思った時には…
Sorry. I jumped the gun. I didn't mean it.
(ごめん。軽はずみなことを言った。本気で言ったわけじゃないだ。)
そして、相手がどうも先走って何かをしそうな時に相手にそうしないように注意する時にこう言います。
Okay? Don't jump the gun. We cannot afford to make a mistake.
(わかった?早まったことするなよ。間違いをする余裕なんてないんだからな。)
どうでしょう。jump the gunの感覚、つかんでもられたでしょうか?日本語の感覚では、「早とちりする」(=jump the gun)が一番頭に残りやすく、覚えやすいのではないかと思います。とりあえず一度、二度使ってみることです。その語感さえしっかり体得すれば、自分の語彙にすんなり入ってくることと思います。Try it out and see how you feel. まずは自分の言葉として使ってみること。それが新しい単語・表現を自分の語彙にする一番の近道です。ですが、早とちりしてその使い方を間違ってはいけませんよ。あ、それでもいいのか…。その時はこう言えばいいんですよね。Shoot.(しまった。)I jumped the gun.てね (^ ^)。All for now. See you, guys! nao