Naoの誰でもわかる!英語の話

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英語っぽい単語・名詞(No.2)「a smoking gun」

2008-07-28 | Weblog
単語 2)a smoking gun(決定的証拠)

この言葉を始めて聞いた時…映画だったかな?…僕は思いました。「え?何かわざとらしい言葉だよな~一般的な言葉なのかな?」てね。だって、smoking…煙を出しているgun(拳銃)でしょ。なんかね~。で、辞書を調べると、冒頭にもあるように、「決定的証拠」「動かぬ証拠」ですからね。

もちろん、そういう意味になるのは容易に想像できますよね。例えば、
拳銃による殺人事件が起こるという密告が警察に入る。警察はすぐさまその告げられた場所に急行するが、警察が現場に着いた時には時すでに遅し…被害者は銃弾に倒れ、その場には拳銃を持った男が呆然と立ちすくんでいる。そして、その手には…そう、まだ銃口から煙が出ている拳銃が(a smoking gun)あった。果たして犯人は?

「そりゃあ、その拳銃を持った男でしょうよ。その拳銃がなによりの証拠…あ、なるほどね」ということで(すみません、ちょっとわざとらしい演出で…)、そのa smoking gunが、「決定的証拠」というわけです。

そんなところからきたと思うと(はっきりしませんが)、この言葉、忘れないでしょ。ま、ちょっと、ハードボイルド的で、お子様にはイメージ的には良くないですけどね。でも、拳銃(gun)っていうところで、最初からあまり教育的な言い回しではないので、しかたないですね。

使い方は簡単です。日本語で使うように使えばオッケーですよ。では、念のためにそれを使った会話をみてみましょう。Here you go!

John: I know he did it.
(やつがやったんだよ)
Bill: You may be right. But, there's no smoking gun.
(君の言う通りかもな。でも、決定的証拠がなくっちゃな)
John: Okay. I will find a smoking gun and make him face the music.
(わかったよ。僕が動かぬ証拠を見つけて、やつにその報いを受けさせてやるよ)

(注:face the music は、過去のブログ、表現87)にありますのでご確認ください)

おや、何か穏やかじゃない雰囲気ですよね。でもまあ、こんな感じで使われるということです。この言葉、拳銃社会のアメリカで出来たと考えると、納得…じゃないですかね。日本語では…う~ん、銃の代わりに日本刀…無理です。ということで、英語っぽい単語・名詞、a smoking gun のお話でした。Okay. That's all for today. See you soon, guys. Good-bye! Nao


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