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進捗管理ができる体制が整っていますか(その1)

2013-11-24 08:25:00 | 中小企業

 中小企業が事業計画を作成する上で注意する点の4番目は、「進捗管理ができる体制が整っていますか。」ということです。
 まずは、月次管理ができる体制です。
 進捗管理ですので、進捗の状況が分からないと管理できません。月単位や四半期単位で事業計画どおりできているかどうかを確かめる必要があります。(私は、月単位が良いと思います。)
 事業計画は、多くの場合、年単位で複数年計画となっていますので、単年度分を月単位の計画(月次計画)に落とし込む必要があります。
 この月次計画と実績とを比較して、計画どおりできていない場合は必要な対策をとるのです。
 だから、月次の実績を早期に把握する体制が整っていないといけません。会計資料を税理士事務所に渡して、月次の実績が分かるのが、1か月2か月先では駄目なのです。
 現在は安価で使いやすい会計ソフトも市販されています。是非、自社で月次の実績を早期に把握することを検討してみてください。完璧でなくて構いません。やればできます。
 毎月、月次管理をして、計画の進捗状況、未達成の場合の原因究明、今後の対応等を検討していくと、中小企業の社長、中小企業自体に管理能力が付いてきます。
 最初は難しいでしょうから、良きアドバイザーにアドバイスをもらいながら、徐々に自社でできる体制を作り上げていくことです。まずは一歩を踏み出すことです。

 こんなかんやが書かれた拙著「本音を言わない銀行、言っても解らない中小企業の社長」は左のおススメの本から購入できます。
 整理整頓ができず書き直しの余地が多々ありますが、中小企業に対する指摘は、ある意味、的を捉えたものだと考えています。是非、ご一読ください。 
 では、また。



 
 


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