先日、がんの末期の方へアロマタッチケアしました。
「昨日の夜は背中が痛くて眠れなかったんだ・・・」っと。
痛みの原因は色々考えられます
同一体位でいることでも痛みが出ます。
ちょっとでも動くと転移している足の痛みがあるため
動かないでじっとしています。
自分で体を動かすのが辛いので一晩中じっとしていたのでしょう。
訪問中にお手伝いしながら、すこ~し横向きになって頂き
楽な姿勢を見つけ
ゆっくり昨日痛くなった背中をアロマタッチケアしていきます。
辛さで眉間にしわを寄せていた顔が
徐々に緩み、穏やかになってきます。
「あれ?アロエだっけ?」
「これはアロマですよ!」
「そう・・・アロマ、気持ちいいね~」っと笑顔です。
「今度はいつ来てくれるの?」っと次のアロマも楽しみにしてくれてます。
誰でも穏やかに生きていくことも大切なことです。
穏やかになるだけで眠れるようになったり、
生きていく気持ちに前向きになったり、
一日が楽しく過ごせたり・・・・・
在宅生活でも必要なことだと思います。
在宅医の先生にも分かってほしいです。
医療の指示だけを行うのが看護師でないことを・・・・・
一緒に生きる意味を考えたり
生活の援助や質の向上や
家族の支えだったり・・・・
看護もサイエンスとアートなんだということを。。。。。。