訪問看護にお伺いしている90半ばの方からの宿題です。
残念なことに視力はほとんどないのですが
頭がしっかりして、今だ想像力が素晴らしく
色んな事を私に話してくれます。
お話が上手で品があって
どうしたらこんなに美しく年がとれるのかな~っと思うほど。
私が富士山に登った話をしたら
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)を唱えながら昔は登ったそうですよ」っと。
教えてくれました。
帰宅し早速調べてみました
昔のひとは山登りの時など「六根清浄」を口々に唱えたそうです。
六根とは、眼・耳・鼻・舌・身・意の働きのことで、
不浄を見ない、聞かない、嗅がない、味あわない、
触れない、不浄を思わない、
つまり欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになることを願いながら
山に登ったということなんですね。
なかなか煩悩を絶つことのできない私には
そんな願いのもと山登りをしているのかもしれない。
訪問で色んな事を教わる・・・・今日この頃。。。。