いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

シンセことば No.1 「フリーケンシー (Frequency)」

2009年07月03日 | シンセことば
 新しいシンセサイザーを買っても、

「説明書がわからない言葉だらけ」

 で、さっぱりお手上げという話をよく聞きます。

 そこで、

 シンセの説明書に出てくる専門用語、いわゆる「シンセ言葉」を
 できるだけ、わかりやすく、説明しようかなと、
 このコーナーを始めました。


 まずは、「フリーケンシー(Frequency)」
 ちゃんと発音すると、「フリークェンスィー」でしょうか。


 聞き慣れない言葉は、脳が「やめてくれ~」状態になりますが、
 そういう場合は、冷蔵庫の甘く冷たい飲み物でも一口飲んで、
 また、もどって来てください。


「フリーケンシー」は日本語でいうと「周波数(しゅうはすう)」です。


 ここで、また冷たい飲み物OKです。



 で、「周波数」というのは、音楽では、1秒間に空気が揺れる回数です。

 空気が揺れると、音になります。

 音の高さは、Hz(ヘルツ)という単位で表します。


 1秒間に1回揺れると、1Hz(ヘルツ)

 1秒間に100回揺れると、100Hz(ヘルツ)

 1秒間に1000回揺れると、1000Hz(ヘルツ)または、1KHz(キロヘルツ)

 になります。


 ちなみに、人間が聞こえる音の幅は、
 一般的には、20Hz~20,000Hz(20kHz)と言われています。

 歳をとったりすると、とくに高い音が聞こえにくくなります。

 
 大丈夫ですか?

 鏡を見て、頭から煙が出てる人は、休憩してくださいね。

 シャワーを浴びてきてもOKです。


 シンセの言葉には、この「フリーケンシー」がよく出てきます。



 とにかく「フリーケンシーとは音の高さ」と、

 ここでは、覚えておいてください。


 次回は、このフリーケンシーという言葉の入った機能を説明していきます。

 お楽しみに。

(写真は、Logic Studio のモノフォニックのソフトシンセ。
 こんなシンプルなもので音づくりの練習をするといいと思います)



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