ユーミンのライブチケット、取れちゃった。
無理かと思って、20分間かけ続けたら、つながった。
ユーミンも、普通にチケットが取れるようになっちゃったか…。
でも、嬉しい!
いいの。いいの。
私、派手な演出より、
昔の歌を、地味に聴きたいだけだから。
今井美樹が、オファーを受けて、
ユーミンのカバーアルバムを出すらしい。
彼女自身、ユーミンファンで、歌も上手いし、
Jazzyなアレンジも、良いのだが、
私は、どんな人が、ユーミンより上手く歌っても、
ユーミンの歌は、ユーミンの声で聴きたい。
絵画的な情景や、感情を伝えるのは、
あの無機質で、不安定な声でなければならんのだ。
先日、ユーミンは、岩谷時子賞を、受賞したが、
作詞で表彰されるには、最もふさわしい人と言えよう。
私が好きなのは、ユーミンが、20代の頃の作品に多く、
よく知られている歌より、アルバムの中の、
さりげない歌が、良かったりする。
例えば、「ビュッフェにて」などは、
昔の友達は 言わなくても 知ってる
ビュッフェで 景色を見に 1人席を立った訳
すごく、しみじみさせられて、まいる。
同じ経験をしていなくても、悲しみを共有できる。
未練=未恋を、こんなに美しく、表現できる人がいるだろうか。
今時の、「会いたくて会えなくて」的な、
軽い淋しさではない。
大迫力の、陰うつな作品も多く、
自殺の歌だって、いくつかある。
でも、決して重くはなく、
オシャレで、カッコいい楽曲にしてしまうところに、
ユーミンの才能があるのだろう。
もちろん、1番好きなのは、「DISTINY」だし、
「恋人がサンタクロース」みたいに、
ポップなのも、好きなんだけど。
学生時代、神社で別れ話をした夜、
ユーミンのカセットを聴きながら、思いきり泣いた。
今井美樹も言ってた。
ユーミンの歌は、悲しみを、より悲しくさせると。
還暦目前のユーミンが、
何を、どう歌ってくれるか、楽しみだ。
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