何かしてます。

 無職だって退屈してません。「何か」してます。「何か」ってなんだ?

お役目ご苦労様でした

2008年07月12日 23時33分57秒 | 思い出アーカイブス
 上の孫が2歳になったころ、自転車チャイルドシートを購入した。
 祖父らしき人が赤ちゃん(孫)を自転車の前に乗せて走っている姿を時々見かけるが、ちょっといい風景だなーと以前から思っていたので、私もそんなじいちゃんをやってみたかったのです。
 でも慎重に考えました。転倒すれば赤ちゃんが100パーセント怪我をする。転倒しないように乗ろうと思っているが、いつアクシデントが起こるとも限らない。

 実は自分の不注意で、私の二人の子供に怪我をさせてしまったことがあります。

 息子が5歳のころだった。いつものように寝床で『お馬さん』などをして遊んでいるとき、何がどうなったか分からないが、傍らに置いてあった電気スタンドの丸い電球を息子がひざの裏ではさんでしまった。表皮がむけるほどのやけどをさせてしまい、かなり長いあいだ医者通いした。

 娘が4歳ころだった。自転車のサドルの前のフレームに娘を横掛けに乗せてかなりの速度で走っているとき、何かの拍子に娘の足が前輪のスポークの間に挟まってしまった。自転車が逆立ちして転倒し、私の身体が娘の上に落下した。そのまま抱っこして済生会病院に駆け込んだ。今でもスポークで挟んだ傷跡が娘の足に残っている。

 孫たちは二人とも、喜んでチャイルドシートに乗ってくれた。私も十分〈自転車じいちゃん〉を楽しませてもらった。事故の心配は杞憂にすぎなかった。

 お役目ご苦労様でした。大変お世話になりましたが、次の危険物に出させていただきます。ありがとうございました。