最強のエスケン戦士～秘かな自慢（２）

　民間採用の小学校校長が、生徒にエスケンを教えているテレビドラマ『 スクール』を観て思い出した。
　そうだ！私は昔、最強のエスケン戦士だった!!　

《昔の遊び・エスケン》＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　Sの字を校庭に書き、そのSの字の上端と下端に陣地を置く。そこに宝物を置いて取り合い自分の陣地に持ち帰るか、その陣地を踏めば勝利。または、相手が全滅すれば勝利。

　自分の陣地の中と相手の陣地の中では両足。それぞれ移動の時は片足ケンケン。途中で相手の陣地に引きずり込まれたり、片足ケンケンの時に突き飛ばされて転んだり、足がついたりしたらアウト。
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　小学１年から４年生くらいまで、よくエスケンで遊んだ。
　陣地内でも片足ケンケンの戦いでも、同級生同士なら負けることはなかった。
　特に片足ケンケンの戦いが得意だった。

　相手に対じしたまま、攻める振りをしながら徐々に後退する。
　これにつられて相手は、攻めながら徐々に前進してくる。
　更に後退しながら、相手が片足を踏み出したタイミングで自分の右足を踏み出した相手の足の前に出す。
　同時に相手の上体捉えて、右に振る。柔道の『支え釣り込み足』の要領です。
　相手は倒れるか、両足をついてしまう。

　これが《私の秘かな自慢　その２》です。