何かしてます。

 無職だって退屈してません。「何か」してます。「何か」ってなんだ?

父危篤

2017年05月13日 22時47分09秒 | 子守日記
今から52年前のことです。
私は、高崎警察署員でしたが、同署から関東管区警察学校に学生として派遣されていました。
弱冠20歳 管区内の各県警から派遣された警察官とともに集合教育を受けていました。
こんなとき 寮で就寝前のひと時を過ごしていたときのことです。
群馬県警から「父危篤」の報が入りました。父は.日赤に入院中でした。
同僚から なにがしかのお金を借りて とりあえず東京駅まで行き,目についた高崎を通過する列車に飛び乗りました。
車内で切符を買ったような気憶があります。たしか寝台車だった。
高崎駅からタクシーで天神町の我家まで行き、愛車ドリーム250㏄のバイクに乗り替えГ旧 国道17号線」をつっ走って前橋日赤に向いました。
父はまだ息がありました。
しかし洗面器いっぱいの血を吐いてすでに意識がありませんでした。
兄貴や姉や弟も来ました。みんなに見守もられてまもなく息をひきとりました。

医者が Г吐血した原因を究明するため解剖させてほしい」と申し出ました。
兄と私が立会って解剖しました。胃癌でした。
癌が冑に穴をあけ すい臟に達して吐血したことが判明しました。
癌は、胃カメラの死角にあったそうです。
医師は、生前の各種検査で癌が発見できなかった弁解を延々と述べていました。
 
 明日(5月14日)が父の命日です。





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