カーネーションの花束をもらい、妻は照れ笑いしながら喜んでいた。
今まで、子供達からはたくさんの喜びと幸せをもらってきた。今後も、今までにも増した楽しいお付き合いができるでしょう。
そのうえ、「母の日」などといって感謝されたり、プレゼントをもらったり、『母親とは』、『親業とは』いい商売である。
先ほど、妻の甥が大きなケーキをもってきてくれた。私もお相伴にあずかった。
5月2日、たまたま映画「黄色い涙」を見た。人気グループ『嵐』を配した昭和38年(1963)のひと夏を時代背景にした青春物語だった。
これをきっかけに私の『その時代』を思い返す気になり、その当時住んでいた住居を自転車で一回りした。驚いたことにほぼ当時のままで残っていた。
昭和38年(1963)3月に高校を卒業、すぐ就職し1年間の研修を終え、翌39年高崎に赴任した。そして満19歳8ヶ月から21歳7ヶ月までの約2年4ヶ月間、高崎で過ごした。
「天神町の我が家」と呼んでいた貸家です。
赴任した昭和39年4月から翌40年秋ころまで、独身の同僚5~6人と一緒に住み、共同生活をしていた。
● 39年4月下旬ころ、柔道の練習をしていて『肩鎖関節脱臼」の怪我、1ヶ月間実家に帰って治療
● 同年9月中旬ころ、交通事故で『右足首骨折』の怪我、3ヶ月の入院(昇給停止1回)
● 入院中、彼女ができた。
● 40年5月14日、親父が逝った。
● 同年夏ころ自損交通事故、高さ15メートルの崖から転落し全身打撲(軽傷)、ジープ1台を廃車。(戒告処分)
(同年秋ころ、共同生活に飽きて転居を考える。)
「3畳一間の間借り」の我が家です。(看板の付いている部分の一部屋)
彼女が見つけてくれました。
「3畳一間では人間は住めない。」ことが分かり、1~2週間で転居した。
「4.5畳、共同便所のアパート」です。
昭和40年秋後半から41年3月まで住んでいました。どのような経緯でこのアパートをみつけたか記憶にない。
● 41年2月、重大事故を惹き起こす。他人に傷害を負わせ、自分自身も怪我をして1ヶ月入院した。事故は新聞の全国版に載った。今なら間違いなく首になるほどの事故だった。(停職処分)
※ この後勤務先の独身寮に入り、彼女とも別れて同年8月渋川に転勤した。
8年後に別れたはずの彼女と結婚して子供二人を育て上げ、偉くはなれなかったが(自分で言うのもなんだが)立派な職業人として定年退職を迎えて、現在に至っている。
めでたし! めでたし・・・・・
老眼になってから活字が嫌いになり、ここ数年ほとんど読書していなかった。
昨年7月14日から10日間入院した際、長男の嫁が小説を差し入れてくれた。
これがきっかけでポツリポツリと、次に羅列した本を読んだ。
最近は、また嫌いになりほとんど読んでいない。
① 地下鉄にのって(浅田次郎)
② 第三の時効(横山秀夫)
(嫁さんが差し入れてくれた。)
③ 動機(横山秀夫)
④ 半落ち(横山秀夫)
(この作者にこったが、2冊で飽きた。)
⑤ 蝉ひぐれ(藤沢周平)
⑥ 秘太刀 馬の骨(藤沢周平)
(本来の好みに返った。テレビでもやっていたし・・)
⑦ 類猿人ターザン(エドガー・ライス・バロウズ)
⑧ ターザンの復讐
⑨ 野獣王ターザン
⑩ 恐怖王ターザン
(古本屋でたまたま見つけた。連続ものをもっと読みたかったが、手に入らない。)
⑪ 大名廃絶録(南條範夫)
⑫ サウスバウンド(奥田英朗)
(以前購入したが、積んであったもの)
⑬ 女商一代Ⅱ挑戦編(花登こばと)
⑭ 女商一代Ⅲ決戦編(同上)
(市立図書館リサイクル本)
⑮ 美しい国へ(安倍晋三)
(パソコン修理中に)
古事記講義 三浦祐之(難しかったので飛ばし読みした。)
ガイダンス~講義のまえに
第一回 神話はなぜ語られるか
1 人間の起源~人である草
2 人間の寿命~木の花の命
3 ウケヒ神話~スサノヲは勝ったのか負けたのか
4 天の岩屋神話~仕組まれた祝祭り
第二回講義 英雄叙事詩は存在したか
1 歌謡劇と芸能者~抱き合う石人とカニ男
2 英雄叙事詩と英雄時代論争
3 語られる英雄叙事詩の可能性
4 スサノヲ~オロチを退治する英雄
第三回講義 英雄たちの物語
1 戦うヤマトタケル~横溢する少年英雄
2 彷徨うヤマトタケル~東征譚の女たち
3 マヨワとツブラノオホミ~変貌する英雄像
4 オケとヲケ~シンデレラ・ボーイの物語