昨日のこと、孫娘との話の中で「なば」という言葉が出てきた。
「なば」なんて言葉は、普段あまり使わない。
だから余計に印象に残ったのだと思う。
しかも、それを孫娘が使ったということから
余計に気になってしまったということもある。
孫娘は何故それを知っていたのか?
不思議に思ってたずねてみると
「なば」のつく名字の人と出会ったからだという。
それを聞いて私は
「へ~~、そんな名字があるの? 珍しいねえ~。」
と思わず言ってしまった。
そして、私は子どもの頃に
「なば」という言葉をしばしば聞いていたことを思い出した。
ところで、孫娘は「なば」の漢字がどんな漢字なのかも教えてくれたが
それは草冠の下に耳という字を書くという。
実は私は「なば」という言葉は知っていても
漢字でどう書くのかは知らなかった。
ではなぜ私が子どもの頃に「なば」の言葉を知ったのか?
それは、秋という季節と関係があった。
近所に山歩きの大好きなおばさんがいて、
毎年秋になると近くの山の中を歩き回り
いろんなキノコを採るのが上手な人だった。
あの山には○○、~谷には○○、
マツタケ山は△△のあたりなどのように
キノコ情報をたくさん持っているおばさんであった。
だから、そのおばさんは
「なばとり名人」として有名な人でもあったのだ。
そのことを知って、母がおばさんに頼み込み
一緒に「なばとり」につれて行ってもらったのだが
私もくっついて行って記憶がある。
深い山の中に入っていき、枯れ草をかき分けては谷をいくつも超え
キノコが生える場所にたどり着いた。
そんな、「なば」が生える場所のことを
おばさんは「しろ」と呼んでいたことも鮮やかに思い出した。
おばさんは
「この辺りを探してごらん。○○がみつかるから。」
と教えてくれたのでそこを探してみると必ず何かの「なば」が見つかった。
面白かった、次々に見つかるその面白さは
今もワクワク思い出せるほどだ。
「なば」って草冠に耳と書くんだよ、そう教えてくれた孫娘の言葉に
【そうか、シイタケ・マツタケなどの字として書くタケという漢字、あれを「なば」と読むんだな。】
と分かり、何故かよく分からないが
頭がすっきりしたような気がした。
ちなみに「なば」という言葉は中国地方・四国地方などの方言でもあるようだ。
だから「なば」という言葉は最近特に、あまり聞かなくなっているのだろうか。
「なば」なんて言葉は、普段あまり使わない。
だから余計に印象に残ったのだと思う。
しかも、それを孫娘が使ったということから
余計に気になってしまったということもある。
孫娘は何故それを知っていたのか?
不思議に思ってたずねてみると
「なば」のつく名字の人と出会ったからだという。
それを聞いて私は
「へ~~、そんな名字があるの? 珍しいねえ~。」
と思わず言ってしまった。
そして、私は子どもの頃に
「なば」という言葉をしばしば聞いていたことを思い出した。
ところで、孫娘は「なば」の漢字がどんな漢字なのかも教えてくれたが
それは草冠の下に耳という字を書くという。
実は私は「なば」という言葉は知っていても
漢字でどう書くのかは知らなかった。
ではなぜ私が子どもの頃に「なば」の言葉を知ったのか?
それは、秋という季節と関係があった。
近所に山歩きの大好きなおばさんがいて、
毎年秋になると近くの山の中を歩き回り
いろんなキノコを採るのが上手な人だった。
あの山には○○、~谷には○○、
マツタケ山は△△のあたりなどのように
キノコ情報をたくさん持っているおばさんであった。
だから、そのおばさんは
「なばとり名人」として有名な人でもあったのだ。
そのことを知って、母がおばさんに頼み込み
一緒に「なばとり」につれて行ってもらったのだが
私もくっついて行って記憶がある。
深い山の中に入っていき、枯れ草をかき分けては谷をいくつも超え
キノコが生える場所にたどり着いた。
そんな、「なば」が生える場所のことを
おばさんは「しろ」と呼んでいたことも鮮やかに思い出した。
おばさんは
「この辺りを探してごらん。○○がみつかるから。」
と教えてくれたのでそこを探してみると必ず何かの「なば」が見つかった。
面白かった、次々に見つかるその面白さは
今もワクワク思い出せるほどだ。
「なば」って草冠に耳と書くんだよ、そう教えてくれた孫娘の言葉に
【そうか、シイタケ・マツタケなどの字として書くタケという漢字、あれを「なば」と読むんだな。】
と分かり、何故かよく分からないが
頭がすっきりしたような気がした。
ちなみに「なば」という言葉は中国地方・四国地方などの方言でもあるようだ。
だから「なば」という言葉は最近特に、あまり聞かなくなっているのだろうか。