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現在の悩み、心のうち

旅行 ④ 帰路

2018-06-29 20:09:36 | 日記
北海道の旅も最終日。

短い間だったけれど、いろいろなことがあった今回の旅も
これが最終日。

朝五時に起床。
ホテルのお風呂にもう一度入る。

六時半、朝食。

荷物を片付けて
いつでもホテルを出ることができるように準備する。

そして、美味しい食事や居心地の良い時間を過ごさせたもらったホテルとも
お別れしなくてはならない時がやってきた。

七時四十五分にはホテルを出発。

来たときと同じ女満別空港を目指す。

女満別空港から羽田空港と乗り継いで帰ることに・・・。

羽田空港では、乗り継ぎ飛行機搭乗まで時間があったので
食事をしたり、家族や知人にメールを送ったりして過ごした。

もちろん私がレースでどんな様子だったのかも
真実を正直に書き送った。
関門クリアできなかったこと、
その時の様子なども細かに書いた。

へんに隠し立てしても、いつかバレるし、
そんなことをする必要もないと思ったからほんとのことを正直に・・・。

いくつかメールしているうちに時間は過ぎ飛行機搭乗の時刻となった。

そして、うちに着いたのはもう夕方六時近く。

朝はまだ北海道だったのに、夕方にはうちに帰りついている。
一気に現実の世界に連れ戻された感じがあった。

帰ってからは、たくさんの荷物の片付けに時間がかかった。
洗濯するもの、納めるものを分け
洗濯機を回したり、ウルトラで使用したシューズを洗ったりする。

それだけでは終わらない。

食料の買い出しに行かなくてはならず、
夕食の準備もしなくてはならない。

ゆっくり座っている暇もない。

しかしここで休んでいたら、片付けが出来なくなりそうだったから
「エイ!」と気合を入れて動くことにした。

全ての片付けが終わり、夕食も済ませて、やっと落ち着いた。

そして三泊四日の北海道への旅を振り返り
素直に楽しかったなと思うことができ、幸せだったと思った私だ。

好きなことを好きなようにすることができた。
走るためだけに、一日の多くの時間を使うことができた。
観光することもできた。

宿泊したいホテルですてきな時間を過ごすことができた。

たくさんの思い出、忘れることは決してないだろう。

私のわがままを許してくれ、励ましてくれた家族や友人知人に感謝。

ウルトラレースではたくさんのボランティアの方たちにお世話になったので感謝。

ほかにもたくさんの方たちにお世話になり、今回の旅を無事に終えることができたと思っている。

本当にありがとう!!

以上、北海道の旅については終わりとする。
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旅行 ③ いよいよ!

2018-06-29 10:46:54 | 日記
三日目は、実は旅行ではなくウルトラのレース本番。
今回も百キロに挑戦だ。

前日は午後八時に就寝。
午前一時に起床。
午前一時半から朝食。

その後はレースのための着替えや持ち物確認などに時間を使い
午前三時にはホテルを出発した。

午前四時前にはスタート地点に到着。
すでに多くのチャレンジャーたちが集まっており
スタート前の熱気がムンムンという感じ。

持って出た荷物を預けてからストレッチをしているうちにスタート整列の時刻となった。

いよいよだ。
スタート地点到着前には雨が降っていたが
スタート時点では雨も上がり、曇り加減。
絶好のレース日和と言えるかもしれないと思いながら並ぶ。

午前五時、ついにウルトラのレースが始まった。

「よしよし、このまま曇りでいてくれ。
 暑くもなく寒くもなく、いい感じだ。
 これなら最後までしっかり走ることができそうだ。」
私の期待は膨らんだ。

しばらくすると予想に反して太陽が照り付けてきた。

「危ないぞ、照り付けられて疲れが増すかも。
 暑くならないように時々冷やそう。」
そう考えた私はかぶり水を頭にかけたり首筋にかけたりしつつ進んでいった。

ところが、また予想外のことが起きたのだ。

まずは、おなかの調子が悪くなり、何回かトイレに行かなくてはならない状況に。

トイレに並ぶとどうしても時間ロスが発生する。
タイツを脱ぎ、用を足し、また出発するのだが
私は何回かトイレに行ったので当然かなり時間ロスが発生した。

それでも、中間地点を過ぎ、60キロも過ぎ、わりと順調に進んでいた時だった。

ポツポツと雨が降り始めた。
空を見ると全体が暗くなっている。

「なんてことだ。雨に濡れたら身体が冷える。
 去年低体温症になったから気をつけないと・・・。
 早めに防水ジャケットを羽織ろう。」
と持っていたジャケットを着て走ることにした。

と間もなくのこと・・・・・・・・
あの激しい横殴りの雨と風が私たちの体に吹き付けてきたのは。
オホーツクの冷たい雨風が、サロマ湖の方から吹き付けてきた。

たまらない!!
それでも前に進まないと・・・・、諦めないぞ。
これまでトレーニングを積んできたのだし
とにかく前に前に進むんだ。

そんなことを思いながら走って行った。

ふとまわりを見ると、
防水の上着や、ポンチョなども持たず
仕方なくスタートの時と同じような服装のまま走っている人も何人もいる。

80キロからはワッカ原生花園に入る。

風がさらに強くなったように感じた。

私は何とか前には進もうとするのだが風に体が押し返されそうになる。

「これはいけない。エネルギーを補給して体力低下を防ごう。」
と考えてエネルギーゼリーを取り出そうとしたが
手はかじかみ取り出すこともできない。
何度も試みたがだめだった
そうこうしているうちに、足がふらつき始めた。
低体温症になりかけなのか?

歯を食いしばってゆっくりだが前に進もうとした。

「やった、90キロ地点が見えてきた。」
と思ったら、
「ハイここまでです。」
というではないか。

えーーーー、90キロの関門を超えることができなかったのだ(>_<)
ガックリ。

体調不良、天候急変、思いがけないことが次々起こった。
倒れなくて済んだだけでも良かったと思うしかないか。

その後収容車に乗せられて、ゴール地点に向かった。

完走できなくて無念だったが、
挑戦することができたことが嬉しかった。
年齢を重ねても、
自分の中にまだチャレンジしようという気持ちがあることを確認できたし・・・。

本当にサロマウルトラは厳しいレースだ。
制限時間も短いし、関門も厳しい。
それをクリアしてもう10回以上も走って完走している人たちがいるというのは素晴らしいと思う。
そんな「サロマンブルー」と言われる人たちを尊敬する。
また、20回以上完走した「ゴールド」の人までいるのだから頭が下がる。

そして、今回はまた素晴らしい新記録が生まれたというからすごい。

もっと早くから、若いころからチャレンジしていたらよかったな。

そうしたら、若さで乗り越えられた部分があったかも。

負け惜しみではなくそう思ったりもした。

現実は現実として受け止めてはいるが、残念な気持ちも強い。

こうしてサロマウルトラのレースは終了した。
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