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妊婦加算

2018-12-05 17:13:57 | 自由人 元気に気まま生活を送る
テレビで聞きなれない言葉を聞いた。

それは「妊婦加算」と言う言葉だ。

いったい何のこと?
妊婦に加算されるって意味だろうけどなぜ?
私はすぐにそう思った。

初めて聞く、私が妊婦だったのはもうかなり前のことで
そのころにはそんな言葉はなかった。

それで調べてみると、
この「妊婦加算」と言うのは今年の四月から始まったことだと分かった。

初診料と再診料、外来診療料に上乗せされる。

妊婦が何らかの病気にかかり、内科や耳鼻科などにかかった場合に加算される。
妊婦だから特に慎重に使用してもいい薬かどうか確かめたり
胎児に影響がないように配慮したりしなくてはならないのは分かる。
そのために診察も丁寧に行わないといけないのだろう。

しかし、それを妊婦が負担しなくてはならないのはいったいどういうことだろう?

子どもの数が減り、ただでさえも子どもを産みにくい今の社会で
妊婦さんが優遇されてもいいのではないか?

風邪をひいたとき、熱が出た時など
不安になって病院を受診したくなった時
妊婦加算が適応されるとなると経済的な負担を感じて
あまり受診もできなくなるのではないか?
それが心配な気もする。

妊婦の診療を嫌がる医師も多くいるらしい。
だから妊婦が診療してもらいやすくするために加算するのか?
それは病院や医師のため?

妊婦側に立った加算と言えるのかどうか
私にはよく分からないが
何だかスッキリしない。

安倍首相が「妊婦加算」を実施すると述べている場面も
テレビで放映していたが、一般にそれを広く知らしめていないし
大いに問題があると私は感じる。

何かの予算をうまく流用して、妊婦が負担するのではなく
国が負担するようにすることはできないのか?

妊婦が診察を受けやすく、経済的負担も少なくし
これからの日本を支えてくれる存在になる子どもを
安心して生むことができるようにしてもらいたいと強く願う。
コメント
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