あ～緊張した！

今日は、ボランティア研修会と食事会があった。

地域で活動されている人たちが集まって、
講師の方の話を聞き、その後でみんなで食事に行って交流を深める
そういう催しだったのだ。

しかし、私はこの研修会の案内があった時に
「ちょっと困ったな、」と思っていた。

研修会で講師の方のお話を聞き、勉強させてもらうのはありがたいし
自分のためにもなるので嬉しいのだが・・・。

問題はその後の食事会。

私は地域での活動期間も短くて、
地域で長年活動し、活躍されている方をあまり知らない。

きっとみなさん、それぞれしっかりした考えをもたれていて近寄りがたいのではないか？
私はそんなふうに思っており、
食事会でお話ができるかどうか心配でたまらなかった。

「どうしようか、話ができないよきっと・・・。
　研修会だけ参加して、食事会は断ろうか？
　でも今更断ってもどうして？と聞かれそうだし。」
などど思い悩んで今日を迎えた。

緊張するタイプで、人との人間関係が苦手で、
他の人と合わせながら話をするのも苦手。
ああ、こんな自分が嫌になるわあ～。

これじゃあ、美味しいランチも喉を通らないよ。
困った困った。

お迎えのバスがやってきて、バスに乗り込むも
他の人と話をする余裕もなく会場に到着。

「おお～～いよいよか！これからがどうなるか心配だ。
　どこに座ってもいいみたいだけど、どこに座ったらいいのかも分からないな。
　知っている人のそばに座れたらちょっと気持ちが楽だけどな・・・。」
そう思ってしばらく様子を見ていることに。

何とか座る場所も決まり、知っている人が近くにいたのでほっとした。

ああ、こんなに自分は気が小さいのだなあ。
いつでも、どこでも平気でしゃべったり笑ったりできる人がうらやましいよ。
周りを見回せば、私よりも皆さん年配の方ばかりで人生経験が豊富そうだし
私なんかまだひよっこだよねえ。

だのに、こんな場に出てきてよかったわけ？

悶々とした時間を過ごしていたが、物も言わずに座っているのも失礼な気がして
これまで話をしたこともない人に「どちらにお住まいですか？」と質問してみた。
それから自分はとても緊張しやすくて
今日の会が心配でたまらなかったことも話した。

そこから少し打ち解けて話をすることができるようになったので
結果的にはこの作戦は成功。

地域の先輩から、いろんな話をたっぷり聞かせてもらい
とても楽しい時間を過ごすこともできた。

改めて今日思ったこと
それは、勇気を出して自分から話しかけてみることが大切だということ。
自分のありのままの姿をさらけ出して、話のネタにしてしまうのも効果的だということ。
そして、笑顔でいることも大切だということ。

今日の会を通して、また顔見知りの人が増えたことが嬉しい。