一人旅

　明日、一人で旅に出ようと考えている。


　まだ、どこに行くかさえ決まっていない。たぶん、明日の朝、大垣駅に着いてからその時の時刻表、気分によって西に行くか、東に行くか決まる。ふだんは、どこかに出掛けるとき必ず家内が「私も一緒に行く！」となるのだが、明日は家内を置いて一人で旅をしたい。もっとも、青春１８切符を利用した日帰り旅行だが　－　


　行先は未定だが、一番の候補は静岡方面とするか。静岡市は僕の父、祖父の地であり、萩原家の墓参りをするのも良いかも知れない。お盆ではないが、祖父に今の家内と幸せにやっていること、今度会社で移動、昇進することになったことを報告したい。不詳の孫で、心配ばかり掛けてきたが、少しは安心してくれるかも知れない。


　次の候補は、木曾や飯田など山のあるところ。雪の景色や美しい川や山を眺める魅力がある。最近、カメラをはじめたので、余計にこの方面に気持ちが向く。野鳥を追っている時間があるかわからないが、川には水鳥がいて格好の撮影対象になるといった展開を期待したい。温泉に寄ることもありえる。


　きょう午後から大垣でも雪が降っており、北陸方面は帰れなくなる恐れもあり、避けたほうが良いかも知れない。美味しい物をたべるには福井、金沢方面に行きたいのだが…　先日、家内と敦賀に行ったばかりだし、やはり今回は止めにするか。


　大みそかには、次の勤務先の一宮（愛知県）へ現場見学に家内と一緒に出掛ける予定。混んでなければ、映画「レ・ミゼラブル」を見に行きたい。美味しい店があるかどうかは、ネットで検索して検討をつけておきたい。大垣からはJRで２０分ほどで通勤は非常に楽になり、仕事が落ち着けば、趣味や旅行にこれまでよりも時間を割けるのも嬉しい。


　きょうはこれから、僕が夕食の支度をする。雨、雪のため野鳥撮影はできなかった。家への帰り道、スーパーに寄り、仕事に出掛けている家内の手間を減らしてあげるつもりだ。もちろん、エビ大好きな彼女のために有頭エビを買い、塩焼にしてみる。果して上手くいくか、どうか？

移動、昇進、困惑

　

　きょう上司から来月早々、移動、昇進させるとの電話をもらった。

　あまりに急なことで驚いたが、来年春ころにはそのような話がくるだろうと予想していたので、「はい、異存ありません」と二つ返事で受けることにした。ただ、困ったことが幾つか出てきた。一つは、１月の予定を白紙に戻さざるをえなくなり、僕が幹事になっている新年会の開催も微妙になってきたこと。

　新年会には、２月で退職する先輩の送別会という意味合いもあったのだが、退職する先輩より幹事の僕のほうが早く移動するハメになってしまった。　周囲に参加を呼び掛けるにしても、自分の移動、昇進を祝ってくれと言っているようなもので、やりにくい。


　大みそかには、家内と一緒に移動先の見学に行ってみるつもり。今度、一緒に働く人たちが見られるかどうか？家内のお父さん、お母さんには知らせたのだが、こんなことで新年の挨拶にいつ行けるか、目途が立っていない。


　それから、移動、昇進のことは誰よりも１０月に急逝した大先輩に直接会って知らせたかった。ただ、大先輩に本当に喜んでもらえるかは、移動してからの仕事ぶりに掛っているのは心得ている。期待を裏切らないように、先輩に教えていただいたことを一つ一つ思い出しながら仕事に取り組んでいきたい。

豆をかじりながら －

　おかしなタイトルになったが、昨日野鳥の写真を撮りに大垣城公園に行ったとき、たいへん行儀が悪いのだが、僕はウィスキーの小瓶とナッツをコンビニで買って飲食しながら、野鳥探し、撮影を行った。言い訳をすると、寒さしのぎになるし、シャッターチャンスがくる間の時間つぶしにもなる。とにかく、気長にやるためにはお酒をちびりちびり、ナッツをボリボリやるのはまことに具合が良い（決して酒飲みではなく、１ケ月酒なしでも平気です）。


　司馬遼太郎の小説「花神」だったか、吉田松陰の言葉として「豆をかじりながら、同志と古今の英雄のことを論じることほど痛快なことはない」というものがあったが、英雄を自分の手の平の上に乗せて論評、評価するなどと大上段に構えなくても、豆（今回はナッツ）を食らいながら、ほろ酔いながら自分の好きなことをするのは、本当に楽しいものだ。ただし変質者、浮浪者に間違えられないように注意が必要だが　－


　きょうの出来事を時系列で書くと、


１．通勤途中、揖斐川の橋の上でトレーラーが炎上していたため、２０分ほど橋の上で足止めをくらう。


２．職場の新年会の幹事をすることになったため、案内を作成、各部署に配布する。その際、元インフォメーションの可愛子ちゃんがたまたま遊びに来ていたので参加を呼び掛ける。


３．職場のショッピングモールに家内を呼び寄せ、勤務終了後バイキングの店で夕食、そのあと書店で野鳥図鑑を購入する。



　－　以上のようなことがありました。そういうわけで今後は多少野鳥の知識がふえるかも知れません。酒浸りにならない程度にウィスキーとナッツをポケットにしまいながら、大垣城公園にまた行きます（もちろん、歩いて）。

毎年恒例の悩み

　

　毎年、この時期になるとなると決まって悩むことがある。クリスマスのことではない。お正月、初詣をどこにするかだ。
　　　

　僕は特定の宗教を信じているわけではないので、毎年初詣の場所がころころ変わることになる。ちなみに、家内と結婚してからは


　２００９年　湊川神社（神戸）

　２０１０年　比叡山　延暦寺

　２０１１年　大徳寺

　２０１２年　伊勢神宮


　それぞれ、湊川神社は楠　正成、大徳寺は信長、秀吉、千　利休といったように歴史散策を兼ねて訪ねている。また昨年の伊勢神宮を除いては、家内の実家（滋賀県の草津）へ新年の挨拶を兼ねて出掛けるので、必然的に関西方面が初詣の対象となる。


　さて、今年はどこにするか？　初詣の時に一緒に行く場所は一つだけ決まっている。エビ女の家内を喜ばせるため、大阪で伊勢海老料理の専門店に行く予定だ、予算の関係と家内の実家で晩御飯を取るため、手頃なランチで済ませるつもり。これなら一人、５０００円から７，８０００円くらいで済む。

　そういうわけで大阪に寄るので、初詣は聖徳太子にゆかりのある四天王寺を第一の候補に考えている。京都の神社仏閣でも良いのだが、京都駅からあまり遠くないところが良い。大徳寺はかなり気に入っているのだが、バスで行くことになり少し遠い。


　節操もなく毎年ころころと初詣の場所を変えることは、もうそろそろ止めにしたい。できたら、２，３年の内に定番のところを見つけたい。そのほうが、何かお祈りするにしても効果がありそうではないか？　その際、みなさんのブログで紹介されるところも参考にしていきたい。紅葉の時期には、本当に数え切れない位の全国の名所を拝見させていただいた。初詣の記事、写真にも大いに期待しています。

イチゴ、大好き！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　萩原重太郎





みなとちゃんは

食べること大好き

まだ２歳の女の子、ついこの間まで

赤ちゃんだと思っていたら

食べることだけ、大人になっている

パク、パク、パク、パク

小さな体にあきれるほど

食べ物を詰め込んでいく



特にイチゴには目がない

ワンパックのイチゴ全部を

１人で次々に食べ、空にしてしまう

パパ、ママが

「一つ、ちょうだい」と

いくらお願いしても

「これ、みなとちゃんの！」

そう言って、少しもくれない



あるときパパが、病気で寝ていた

「パパ、遊ぼう！」

でも、パパはみなとちゃんと

遊んであげられない



そしたら、みなとちゃん、しばらくしてから

「パパ、はい！」

ケチなみなとちゃんがパパに

イチゴを一つだけあげた

遊んでほしかっただけなのか？

パパを心配してくれたのか？

わからない

でも、少し成長した

パパはそう思うことにして、喜んだ







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　みなと、おまえを伊豆のイチゴ園に連れて行き、思う存分、イチゴを採らせてやり、食べさせてあげたかった。パパはイチゴを見るのがまだつらい。おまえの元気だった頃を思い出してしまい…　パパがいつかイチゴをまた食べられるようになったら、おまえにもイチゴを必ずあげる（５年前の作品を一部改訂しました）。>