年末年始に北浦和から蕨、西川口向けにジョギングして京浜東北線で北浦和に戻るという訳の分からない事をやっていた時に見つけたイタリアンのお店「873」さん。さいたま市文化センターの通り沿い、ダイソーの近くといえば分かりやすいかな。食べ歩き好きの人たちには、「庵悟」というお店を知っている人が多いかも知れませんが、その道向かいにあるお店です。
nobutaは年に数回、この通り沿いを車で通ることがあるのですが、最近までイタリアンがあるのに気付きませんでしたので、昨年の夏以降にオープンしたんだと思います。
五反田や長野にある無添加イタリアンの系列店なんですけど、何故か都内よりも高い値段設定なのが不思議に感じたんですよね(汗)ライバル店が近隣にないから強気なのか、それとも都心から離れているからこの金額設定なのか、ちょっと疑問に感じたわけです。
で、どんなランチかというと、ランチパスタは、
サラダ
がパスタに付いているだけという不思議なランチです。妻と二人で食べ終えた後に、
フォッカチャやパンを一切れ
とか
カップスープ
を付けるとか、コーヒーをサービスするとか工夫を凝らせば、受け止め方も違うのではないかと話しながら帰宅しました(汗)
さて、そんなマイナス面はここまでにして、実はパスタが美味しかったので、その話に切り替えます。
まず、この日の日替わりパスタは、
あさりとほうれん草の香草バター 980円
で、これは妻が注文しました。
nobutaは、他にあるパスタ(全て1,000円オーバー)の中から
大沼牛100%のボロネーゼ 1,080円
を選択、大盛りはこれまた痺れる+300円なのですが、大盛りでお願いしました。
基本形は、これにサラダが付くのですが、そこからデザート250円+、飲み物200円+というメニュー構成になっています(コスパ感は全くありません・・・汗)
で、最初に無添加なんだろうと思われる野菜を頂き、メインの登場を待ちました。
nobutaのボロネーゼが最初の写真になります。アップがこちらです。
なかなか見事だと思ったのは、麺ですね。
平打ち麺でかなりの幅があります。自信はありませんが、多分リアテッレなんじゃないかと思います。
これ、とても美味しいです。大盛りにして大正解でしたね。ボロネーゼの具材もたっぷりでしっかりと平打ち麺に絡んで申し分ない味わい。
この美味しさならば、値段相応なんじゃないかと思ってしまうところです。そう、パスタが美味しいんだ!!!というのを全面にアピールすれば、このランチの値段は「あり」なのかもしれません。
更に、妻の頼んだ日替わりパスタがこちらです。
写真を見て頂ければ分かると思うのですが、ボロネーゼとは麺が違います。会計するときに店主と話すと、お店では二種類のパスタ麺を使っているそうです。妻の香草バターの麺は、もっちりとした円形の麺なのですが、普通の麺よりもかなり太い感じです。食感的には饂飩に近い感じですね。
これまた相当美味しいのです。
結局、ランチというよりもパスタを単純に食べる。それも美味しいパスタを!ってイメージでお店に行くべきなんだろうと思います。
ちなみに駐車場は、お店の前に2台分あります。駅からは7~10分くらい歩くので、場所的な感覚からすると近所の奥様方がのんびりランチタイムをくつろぐというイメージなのかも知れません。店内はとても綺麗ですしね(笑)
美味しかったけど、正直、ランチとは言えないと思った次第です。
ご馳走様でした!!
さいたま市南区文蔵2-29-25
048-826-5444
イタリアン食堂873 (イタリアン / 南浦和駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.8