那覇市松山に昔からある深夜営業の沖縄そば専門店「すばや~」さん。昔はよく飲み歩いた〆に利用してました。疲れ切った胃を落ち着かせるために、おばさん達がホールを勤める「すばや~」さんで美味しく食べたもんです。松山では「すばや~」、沖縄市上地(飲み屋街)だったら宮古そば「愛」が鉄板中の鉄板でしたね(笑)
あれからだいぶん年月が経ち、nobutaは夜の街で夜な夜な飲むことがなくなりましたので(歳を取り過ぎました)、深夜に沖縄そばを食べに訪問することはないんですけど、「すばや~」の〆そばは良い思い出です。
で、そんな「すばや~」さんが、南風原高校近くに本店(製麺所含)を開店させたらしいと知ったのが秋口に入った頃。チャンスがあれば行こうと思って、ずるずる日にちが経過して最近になってやっと訪問できました。
土曜日のオープン時間(11時半)直後にお店に到着。
お店の前に2台分の駐車スペースがあり、そこに滑り込みましたが、店内で確認したところ、建物の地下に12台分、隣の空き地に10台分の合計24台分の駐車スペースがあるという驚くべき大箱な沖縄そば屋となっていました(驚)
それにマッチするようなキャパのある店内は、テーブル席が6人掛け2卓、4人掛け2卓、カウンタ―8席、個室に6人掛けと4人掛けの掘りごたつがあり、更に座卓が6人掛け、4人掛け3卓・・これも掘りごたつと凄いことになっていました。
しかも、新しいお店だけあってお洒落です。
問題は、nobutaが居た土曜日の正午前でお客がnobuta夫婦のみということ。
要するに「認知」がなされていないのだと思います。
場所の問題(裏路地)と言えば、それまでなんですが、沖縄の場合、特に沖縄そばで美味しければ、南風原辺り(ここは上間交差点近く)だと、確実に集客できるはず。
単に知名度なんだと思うんですが、これだけ広々としたお店なので、是非、流行ってほしいものだと思いますね。
さて、自家製麺を店内奥の別室で仕込んでいるという「すばや~」さんのメニューは、
沖縄そば 並650円、小450円
ソーキそば 並750円 小500円
ミックスそば 800円
シブイそば 700円
シブイソーキそば 800円
シブイミックスそば 850円
アーサそば 750円
ゆし豆腐そば 700円
月見ゆし豆腐そば 750円
麺大盛 100円(高校生まで無料)
となっていました。シブイが沖縄そばとコラボしているのは嬉しいですね。nobutaはシブイ好きですので(笑)
で、メニューはさらに続き
明太釜玉 750円
肉玉ぶっかけ(冷)800円
というのがありました(汗)
なんですかね。これ、自家製麺で「うどん玉」でも仕込んでいるんでしょうか?
気になったので確認してみると
自家製麺の沖縄そば麺
で、釜玉やぶっかけをやってるんだそうです。
それは
面白そう
です。ちょっと食べたくなりますよね。
そこで、妻は
沖縄そば 大
を注文したのですが、nobutaは
肉玉ぶっかけ(冷)
を注文してみました。冒険は大切です(笑)
妻の沖縄そばがこちらのビジュアルです。
結構、シンプルですが、自家製麺は全粒粉を練り込んでいるような色合いです。
妻曰く、「凄く腰のある麺・・出汁はあっさりして美味しい・・三枚肉の煮込み具合も良い」とのこと。
少しお裾分けを頂きましたが、確かにかなり硬めの自家製麺に相当あっさりした出汁でしたね。
そのあっさり出汁は、nobutaが注文した肉玉ぶっかけに付け合わせで出てきました。それが最初の写真になります。
出汁に自信ありってところなんでしょう。良いサービスだと思います。
さて、肝心の肉玉ぶっかけの沖縄そば麺バージョンは如何?
具材は見事です。特に三枚肉をゴロゴロサイズにカットしているのは最強に美味い!
ビジュアルでも分かりますけど、ぶっかけを通り越して、まぜ麺の境地に突入した感がありますよ(笑)
沖縄そば麺は、やはり、ここでも非常に硬くて歯ごたえあり。
ここは思い切って麺の幅を広げてより噛み応えが凄い状態にしたぶっかけでも面白いかもしれませんね。
かなりジャンキーで、個人的にはとても満足した一品でした。
結論からすると、この自家製麺は、好みを分けそうな感じがしますね。じいちゃんばあちゃんには無理だろうし、小さな子供も無理かもしれません。
美味しかったです。ご馳走様でした!!
那覇市上間342-1