近年、私も数回だが不整脈らしきものが出たことがある・・・
何か変だな・・・と感じ、手首で脈を図ると数回早くなったり元に戻ったりしていることがあったのだ・・・
こんなことは誰にでもあるのかな・・・と別段気にはしていなかったのだ・・・が・・・
今朝の新聞の記事を見てみたら、少々気になってしまった・・・
今朝は、この記事を転載してみます。
~以下、3月25日読売新聞朝刊より抜粋~
不 整 脈 発 生 源 熱 で 焼 く |
(佐藤光展)
心房細動アブレーション |
心臓の上半分が小刻みに震えて血液の流れが 悪くなる心房細動は、薬物治療が一般的だった が、新たに登場したカテーテル・アブレーション 治療で、完治させることが出来るようになった。 治療効果を高めるには早期発見が欠かせない |
辛抱は、静脈から心臓にもどってきた血液を一時的にためる役割がある。血液を送り出す心室と同じく、通常は1分間に60~80回拍動している。
ところが心房細動では、心臓を規則的に動かす電気信号が、心房の一部で不規則に数多く発生する異常発火が起こり、心房に600~1000回もの震えが生じ、脈が乱れる。40歳代から増え、患者数は200万人以上とみられている。
震えが時々生じて自然に止まる「発作性」から始まることが多いが、治療せずにおくと頻度が増え、震えが止まらない慢性型に移行すす可能性が高い。就寝時の動悸や胸の圧迫感などで気付く人もいるが、自覚症状がないまま慢性化する人も多い。
手術3、4時間■早期患者9割完治
健診の心電図検査は、検査中に起こらないと見逃されてしまう。早期発見には、普段から手首などで脈を図る習慣をもつとよい。慢性化しても、心室の働きが正常なら命の危険はない。ただし、左心房の隅に血液がたまって血栓(血の塊)が出来やすくなり、脳に運ばれると血管が詰まって脳梗塞の原因となる。慈恵医大病院(東京・港区)循環器内科準教授の山根禎一さんは「心房細動があると、脳梗塞の発症が5~10倍高まる」と説明する。
治療は、心拍数を抑える薬や血を固まりにくくする薬(ワーファリンなど)を用いる。だが、薬は震えの原因を治す訳だはないため、ずっと飲み続ける必要がある。
これに対し完治を目指す治療がカテーテル・アブレーションだ。先端に電極がついたカテーテル(細い管)を、脚の付け根の血管から心臓まで進め、高周波電流を流して、異常発火の発生部位を50度前後の熱で焼く。
手術は3、4時間。1か所あたり30秒~1分間熱を加え、焼くポイントを変えて20回、30回と繰り返す。4日~1週間の入院が必要だ。
早期であれば、異常発火は肺静脈が左心房とつながる部分にとどまり、治療しやすい。慢性化すると、異常発火の場所が心房全体に散らばる。
完治の割合は早期(発作性)だと90%以上と高い。発作が何日も続く場合だと70~80%、慢性化すると50%以下に低下する。
日本循環器学会は今年度改訂した「不整脈の非薬物治療ガイドライン」で、心筋焼灼術を、有効な根拠のある治療と位置付けた。治療に伴う危険性としては、手術中に心臓に穴が開いたり、脳梗塞が起きたりすることが1%以下である。
山根さんは「年齢や自覚症状の程度、進行度を総合的に勘案して治療を受けるかどうか決めることが肝心だ。若い人には特に進められる。年に1,2回は心電図検査を受けて欲しい」と話す。
これは少々気になってしまう記事だ・・・妻も私も不整脈があるなんて・・・何か、いやだなぁ~・・・
ただ、血を固まりにくくする薬(ワーファリン)より、天然成分である梅肉エキスのムメフラールの効果を信じてみようと思う!
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