膵がん治験 公的資金申請も認められず
クラウドファンディングで資金募る!?
関西医科大学1000万円目標!!
関西医科大学(大阪府枚方市)は10日、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)で、腹膜に転移した今朝の新聞で、この記事を目にした時、新しい治療法を見つけるための治験に対して、薬がジェネリック医薬品の場合、企業からの出資は難しいでしょうけど、せめて公的資金が認められれば何とかなったのではないのかなぁ~・・・と考えてしまいました。膵 がんの臨床試験(治験)の費用1000万円を集める取り組みを始めたと発表しました。
膵がんの5年生存率が約7%と低く、腹膜転移があると、約半年で死亡する患者が多いらしいです。里井壮平・関西医大診療教授(胆膵外科)らは、既存の抗がん剤2種類を使う治験を計画したようで、先に患者33人に行った治験では、平均でがんは3割ほど縮小し、生存期間の平均は1年4か月で、転移が消えた人もあったようです。
そこで保険適用を目指して国内30施設、患者180人に増やした治験を約2000万円で計画したらしいのですが、抗がん剤はジェネリック医薬品(後発医薬品)で、製薬企業から出資の協力を得られなかったことに加え、公的資金の申請も認められず、CFで9月8日までに1000万円を集めることにしたようです。達成できた場合には、必要な追加分は参加施設で補填するようですが、もし達成できなかった場合には治験を断念して、患者ごとに治療を行うらしいです。
このような治験に対してこそ、公的費用を使うことにより、さらなる治療の進歩を促進させることができるのではないのかなぁ~・・・このような治験では、公的資金を出すにはもったいないということなのでしょうか。
詳しい基準は解りませんが・・・無駄なとこにお金を使ってる割に、苦しんでいる患者を助けようとするための臨床試験に公的資金が使えないというのは、何か納得できません・・・
兎に角、クラウドファンディングが成功するよう願って居ります!!
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