梅雨の晴れ間、海面に太陽の光が反射し、キラキラと 輝いている。
外来種の「アメリカザリガニ」と「アカミミガメ」は国内ではペットとして人気を集めているが、繁殖力が強く、国内の生態系に大きな影響を及ぼしているという。そのため、生態系を保護する「改正外来生物法」に基づき、アメリカザリガニとアカミミガメを「条件付特定外来生物」に指定する政令が6月1日から施行された。
指定によって、輸入や販売、販売目的での飼育、それに購入ができなくなるほか、多数の人に配ることや飼っていたものを川に捨てるなど野外への放出が禁止され、違反した場合は最大で3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される。
一方で、新たな購入はできないが、現在ペットとして飼育しているものは引き続き飼うことができるほか、川や池で捕獲したり少数の人に無償で譲り渡したりすることは可能だとか。
ちなみにアメリカザリガニは昭和初期に食用のウシガエルの餌として、またアカミミガメは、1950年代にペット用として海外から輸入された。ところが、繁殖力が非常に強い上、魚や水中の昆虫の餌となる水草を食べたりかみ切ったりして、固有の生態系を脅かす存在となってしまったとか。必要だからと輸入しておいて、今度は邪魔もの扱いか。かわいそう!
戦後間もない頃、母の弟一家はまだ疎開先の田舎にいた。私と姉はしばらくそこで暮らしたことがあり、田舎の子どもとも仲良くなった。子どもたちは毎日のようにアメリカザリガニを釣って遊んでいた。そのやり方はとても残酷で、今だったらとてもできない。
まずカエルを捕まえて道に叩きつける。カエルは両足をピーン伸ばした状態で気絶する。そのカエルの足の外側の指をつかんで引き裂くと、体中の皮がツルっと剥けて丸裸になる。それを木綿糸の先に結わえ、小枝の先に括り付けて水の中に投げ入れると、来るわ来るわ、面白いようにザリガニが食いついてくる。思い出すだけで鳥肌がたつ。こんなことを平気でやっていたなんて、私は残酷な子どもだったんだネ。
戦後の食糧不足の時代、ザリガニは貴重なたんぱく源で、田舎の子どもたちは釣ったザリガニを持って帰り、塩ゆでにして食べていたそうだ。が、私はカエルが好物のザリガニなんて、とても食べる気にはなれなかった。だが高級料理のロブスターや伊勢エビ、車エビだって、見た目はザリガニと同じだ。フランス料理で有名なエスカルゴだって日本語で言えばカタツムリだもんね! 勝手気ままな人間のせいで好かれたり嫌われたり…! たまったもんじゃないネ!
小学生の時、近所のどぶ川で同級生達がザリガニを釣っていましたが、今は見ませんね。
トノサマガエル一家が住んでいました
小さなアマガエルもあちらこちらに。
平和な夏の風物詩ですが、生来の小心者irousagiは
カエルさんに近づくなんて
昭和30年代に入って一体何所からやってきたのでしょう!アメリカザリガニの姿が。
池の中を総浚えしたのを見たのは是1っ回きり。
水草や小鮒、菖蒲などの被害を少なくするためだったのでしょう。トンボの幼虫ヤゴの姿も見かけるようになってほっとしたことを覚えています。
タニシやザリガニで遊んではいましたが、さすがに大盛のザリガニは「住んでいた場所」を知っているだけにダメでした。
ロブスターが高級品でザリガニが低級品、これも人間が決めたことでしょうね。人間は他人を見た目で評価しがちです。評価は慎重であらねば…。
私も周辺に田んぼや小川がないので全く見ませんが、どこら辺に多いのでしょうね。
今ではカエルの姿もさっぱり見ません。雨上がりの葉っぱにちょこんと乗った小さなアマガエル、かわいいとは思うけど触れません。今では昆虫のてんとう虫でさえ気味悪くて…、昔のあの残酷さはどうしたのでしょうね。自分でも不思議ですわ。
ザリガニなんて見かけはエビと同じです。私もカエルを好むと知らなければ食べたかもしれませんね。
タニシもサザエと同じ仲間でしょう? サザエは珍重されますが、タニシはどうも…。
昔、ゲテモノが好まれた時代があり、専門店がたくさんありましたね。人間でも見かけが美しいと好かれます。そうでない私は腹立ちますわ。