日の出の位置がだんだんと東寄りになって、ほぼ真正面になってきた。これまでは部屋の中は温室みたいで、ポカポカなお日様の光が心地よかった。が、最近は心地よいなんてものじゃない。暑くてまぶしくてカーテンを引きたくなる。すでに春、いや初夏になったみたい!
少し前のことだが、ある週刊誌の発売予告に「60歳過ぎたらやめていいこと」とあり、その小見出しに「ダイエット、保険と預金、血圧・コレステロール・血糖値の薬、固定電話、孫の世話、白米やパン、白髪染め・アイメイク、1日3食の自炊」などが列記されていた。詳細は週刊誌を見てないから分からない。
自分ならどうするだろうか考えてみた。ダイエットはもうあきらめた。今さらスマートになってもヨボヨボ歩きではどうしようもない。保険はお守り代わりのがん保険だけ、預金はしたくても無職だから無理だ。
血圧・コレステロールの薬はできればやめたい。が、これらの数値が高いのを放置しておくと、脳や心臓の病気を引き起こす可能性大という。ぼっくり死ねればいいが後遺症で半身不随とか寝た切りになったりすると困る。
先日、内科を受診したとき、「コレステロールと中性脂肪の薬をやめてしばらく様子を見たい。」というと、「今は寒い時期だから、中止するなら暖かくなってからがいい」という。薬を中止して数値が上がるようならまた服用すればいいと思う。
固定電話はネット回線やプロバイダーのこともあるし、携帯電話は通話料が高い。パソコンをやらなくなったら固定電話を解約して携帯電話だけにしよう。孫はいない。
白米やパンを食べないで何を食べるというのかな? 白髪染めはカラーリンスでごまかしてきたが、もう自然に任せようと思う。アイメイクは外出のときにアイシャドウを少し。今はマスクが汚れるのでファンデーションもチークもつけない。化粧品代が助かるわあ。
1日3食の自炊はやめたくない。料理は頭と指先を使うので老化防止、ボケ防止に良いと聞く。自分の食事が作れなくなったら、もうおしまいだろうね。
私は今年来6月で満80歳になる。それでもやめられないことがこんなにあるのに、「60歳過ぎ」はちょっと早すぎるだろう。以前、何かで読んだが、シニア生活を健康に過ごす秘訣は「きょういく」と「きょうよう」。言い方は同じでも「教育、教養」ではなく、「今日、行くところ」「今日、する用事」があることだとか。
私は朝、目覚めるといつも思う。「今日、何かすることあるかな?」と。でも何にもないのよね。そんな私がやめていいことといえば、それは「生きること」だ。が、これはだけは自分からやめることはできない。まさか他人に頼むわけにもいかないし…。
私が今、考えていること。もしコロナに感染し重症化しても、苦痛を緩和しながら楽に死なせてくれたらそれでいい。人工呼吸器やECMO(体外式膜型人工肺な)などの使用はお断り。次世代を担う若い人たちの治療が最優先、そちらに譲る。姪に伝えたら「意思を尊重するよ」と言ってくれた。後は野となれ山となれだ!
「生き恥曝しても死に恥曝すな」
老体に鞭打って早起き、ウオーキング、ストレッチ体操、三食に気を付けて、パソコンやスマホで頭の体操、頑張っていても、死にざまだけはどうなることやら。
不格好だけは御免蒙りたいのがヤマヤマだけれども
神様の思し召しと悟りを開きたいsirousagiで~す。
続けても「地獄」止めたらなお「地獄」ですね。
別に長生きしたくないのに毎日せっせと運動を、何だか虚しくなります。大往生できるのなら頑張りますけど…。
最近視力が衰えてきたようで、そろそろ白内障手術をと…。ワクチン接種を済ませてからと思っていますが、いつになるか分からないで迷っています。