嵐の前の静けさか、今朝は青空がのぞく曇り空。心地よい風が吹いて気持ちがいい。ポストまで日傘をささずに行ったら暑かった。台風は翌朝、暴風域を伴って岡山県に接近するというから心配だ。
大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が、制限リストに入っていた約50日間の報酬である約400万ドル(約5億7000万円)を巡り、受け取りを辞退したことが、米メディアで話題となっているそうだ。制限リストは、出場停止処分を受けた場合や、個人的な事情からチームを離れる場合などに登録され、その期間中は無報酬だとか。
球団のプレラーGMからは故障者リスト入りすることで報酬を受け取ることができるよう提案されたが、「球場に行って練習をしたりすることができなかった」ことなどを理由に受け取りを辞退した。ダルビッシュが示した行動と、球団の誠意に対し、米メディアからは称賛の声が上がっているとか。
ダルビッシュは自身のXで、「勘違いして欲しくないのは怪我をしてプレーできないからお金を受け取らなかったのではなく、球場に行って練習をしたり、遠征に帯同することが出来なかったためです」と説明し、「その状況でも制限リストではなく60日ILに入れて給料を払いたいと言ってくださったプレラーGMの優しさには本当に感謝しています」と謝意をつづったという。
プレラーGMとは、ダルビッシュが大リーグ最初の所属球団がレンジャーだったときから10年以上続く旧知の仲でもあり、固い絆で結ばれているという。あくまでもプレーをすることで報酬を受け取るという漢気を示したダルビッシュと、球団として最大限の誠意を示したプレラーGM。スポーツ・イラストレーテッドは「この特異な状況は、プレラーGMとダルビッシュ双方の性格を物語っている。野球よりも大きなものがあるのだ」と語ったとか。
一千万、二千万の話ではない。普通なら考えられないことだが、彼は義理人情に厚く、何事にも筋を通す、典型的な日本男児だ、いい男になったねえ! 普通、男が男に惚れるというが、枯れた女は男も同じ、ババもダルビッシュの漢気に惚れた。
もう一人、長年の隠れファンである菊池雄星。7月のトレードでブルージェイズからアストロズにトレードされた雄星が新天地で躍動しているとか。現在33歳の雄星はこのオフにFAになる。このままいけばオフに相当な契約を勝ち取れる可能性はあるという。ガンバレ!
一方では、今シーズン歴史的な低迷に苦しむ古巣の「西武復帰」を望む声もある。古巣のピンチを救うべく戻ってきて欲しいというファンは多いそうだ。
だが雄星は、高校時代を過ごした岩手県花巻市に、子どもから大人まで誰もが使える最先端機器を備えた屋内野球施設『king of the Hill』を建設中で、今年11月に完成予定だという。ここで次の『マウンドの王』を育てるという夢があるとか。そのためにMLBでもうひと頑張り。いつの日か、帰ってこいよ~!
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