2月末は気温の高い日が続いた。このまま春になれば、と期待したがちょうと気が早すぎたようだ。3月に入っても、関東甲信では土・日曜にも雪が降ったそうである。この週末は、また気温の低い日が続き、冬に逆戻りだというが、大雪の心配はないそうである。1日から奈良のお水取りが始まった。春はもうすぐ、そろそろウグイスも鳴く頃だけど…。
年々、寒さがこたえるようになったのを実感する。それでも家の中では年中、素足である。靴下やストッキングを履くと滑りそうだし、そのままコタツに入ると蒸れて気持ちが悪い。外出時にはストッキングを穿くが、帰るとすぐに脱いで素足になる。靴下やストッキング代が節約できて、貧乏人にはもってこいの体質である。
私は不思議なことに、ひび・あかぎれ・しもやけには縁がない。年が年だから、お肌は油分が抜けてカサカサに枯れ果てているのに、手だけはツルツル。ハンドクリームを塗ることはほとんどない。が、素足でいると踵が荒れてくるので、お風呂に入ったときに軽石でこすり、上がってからハンドクリームを塗る。が、それも1週間に1回くらいだろうか。
年齢に関係なく、足の先が冷えて寝られないという人が多い。私の親友もそうで、靴下をはいて寝ているという。しかし、冷え性の対策として、靴下を履いたまま寝ることがあまり良くないことがわかった、というネット記事があった。
寝るときに足先が冷たくなるのは普通のことで、眠るときは心臓がゆっくりと動いている状態なので、送り出される血液も最小限になるため、体温も徐々に下がっていく。つまり足先や手先のように太い血管ではなく毛細血管が多い部分には、十分な血液が届けられていないから、寝る前になるとだんだんと冷たくなるのだという。
しかし、靴下を履いたまま寝てしまうと、布団の中で、すでにこもっている熱をさらに靴下で熱の逃げ道を塞ぐので体温調節がうまくいかなくなる。足から発生した汗や水蒸気は、足の体温を吸収し外に逃がすが、靴下の内側が汗や水蒸気で湿れば、靴下自体が足から体温を奪う存在になり、逆効果だとも…。
「冷え性」で辛いという女性が多いが、女性は皮下脂肪が多く、熱を通しにくい脂肪は、一旦冷えると温まりにくい性質があるためである。だが、冷え性の女性はエネルギーの放散が緩いため、厳寒の雪山などや水難で遭難した場合には男性より長生きするそうである。女はしぶといネー。
「冷え性」は、西洋医学的には病ではなく、自律神経失調症の症状のうちの一つだとか。「冷え」であるかどうかの目安は、朝、脇の下で検温した体温が36度以下かどうかで、「冷え」は身体にさまざまな不調が起こる前兆だという。
私の平熱は35.5度くらい、低体温だが冷えて辛いと思ったことはない。だが、手を握ると冷たいとは言われるし、体温が低いというのは何となく自分でも自覚している。あまり寒いのは苦手だが、暑すぎるのもいやで、夜は寝る前にエアコンで1時間ほど部屋を暖めておく。電気毛布は嫌いなので使わないが、寝床に入ったときにシーツだと冷たいので毛布を敷いている。上は羽毛布団1枚だけで、そのほどほどの自然のぬくもりが、私には一番心地よい適温なのである。
ほどほどをしっかり身につけて寝床での苦情は。納めるのが血液循環にもプラスかな
悪いのは頭と性根、そして顔とスタイルです。
命取りになる決定的な欠陥がないので世にはばかる邪魔者になりそうで…。トホホ
何事もほどほどでありたいですけど、思うようにならないのが世の常ですね。