つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

父母の年忌供養は“孫・子の祭り”・・・

2010-02-15 | Weblog
 今年の2月24日は亡母の7回忌に当たる。そして、来年が亡父の37回忌となるのだが、子や孫、ひ孫の全員が一堂に集まるのはなかなか難しい。早めに供養するのはいいが遅くなるのはよくないというので、亡父の年忌供養を1年早めて亡母の年忌供養と一緒にやることになった。
 お寺さんの都合と、勤め人の若い者の都合に合わせて、14日の日曜日ということになり、神戸組の弟三世代家族が5人、東京組の甥っ子家族が3人、地元組の姉三世代家族が6人、そしてシングルの私で計15人が揃った。全員、前日の土曜日に集合し、岡山県北の美作三湯のひとつ湯郷温泉「竹亭」に宿を取り、“孫・子の宵祭り”が繰り広げられた。
 この「竹亭」は、現会長(もう90歳が近いそうだがご健在だという)と亡父が昵懇だったこと、また姉が支配人と知り合いということもあって、土曜日だというのに平日料金の14000円という料金で至れり尽くせりのサービスをしていただいた。温泉もよし、料理も豪華でいうことなし。

 いつものように並べられていた料理はデジカメに収めたが、食べるのに夢中で後から出てきた料理はまったく撮るのを忘れて、気付いたときはもうあらかた食べつくした後だった。どうも年をとると食い意地が張っていて、鯛のかぶと煮や他にも色々あったがよく覚えていない。

 今年高校生になる男子を頭に、下は2歳の女児まで6人の子ども達は夜遅くまで隣同士の部屋を行ったりきたり、誠ににぎやかである。久しぶりに大笑いして楽しい夜を過ごすことができた。
 

 
 翌朝は朝食後、喪服に着替え荷物は宿へ預けてお寺へ向かった。法要が終わり、東京の孫に亡父の塔婆を持たせて境内のお墓までゆく途中、カメラを向けるとピースサイン、あの世のジジもさぞかし苦笑していることだろう。

 お昼の食事は宿で取ることにしていたので早々に宿に帰る。甥っ子のお嫁さんと子どもが3時過ぎの飛行機で東京へ帰るので、ゆっくりはできない。お昼の料理は日帰りコースの入湯料金込みの3800円のお膳だそうだが、料理は至極満足。前夜のごちそうに始まって、わが家の夕食より豪華な朝食、それにこの昼食と、3度の上げ膳据え膳のご馳走にまたまたお肉がいっぱい付きそうなのが心配だ。
 食事がすむと、岡山空港まで道案内がてらみんなで送ってゆくことになった。車2台に分乗し1時間半ほどのドライブはお腹が満腹で眠気を誘う。お嫁さんと子どもを見送ると、関西で仕事の甥っ子と神戸組の面々とは空港でお別れ、それぞれ家路に着く。

 昨年10月に来てからわずか4ヶ月しか経っていないのに、2人のおチビさんたちの成長振りには驚く。可愛いさかりの女児はみんなのアイドルである。東京の男児は今年はピカピカの1年生、父親の関西転勤で東京を引き払って神戸の小学校へ通うことになるという。地元の子ども達は、高校へ進学する子、中学3年になる子、新中学生になる子と、それぞれが新たなスタートとなる。ジジババの顔も知らない子ども達だが、みんな神妙に法要に参加してくれたので、きっとジジババは彼らの成長を見守ってくれることだろう。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-02-15 15:40:42
我が家も12月に亡父の7回忌を執り行います。
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年忌供養 (おくだっち)
2010-02-15 15:45:26
こんにちは。

親子以外の親族が集まるのは、冠婚葬祭くらいですね。
その中でもおちびさん達が主役なのは、何所でも同じのようです。

ご両親の、良いご供養になったのではないでしょうか。


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Unknown (オールドレディー)
2010-02-15 17:36:23
♠Unknownさま
しっかり供養してあげてくださいね。



♠おくだっちさま
わが一族はみんな信心の足りない者ばかりで、前夜の飲み食いが本命みたいなものです。
子ども達が大きくなるとみんなが集まる機会もすくなくなりますね。

多分、あの世の両親はあきれているでしょうね。
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