いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

大磯の海

2014年01月02日 | 気になる場所、風景

 今日は1月2日、箱根駅伝の第1日目でした。ぜひ中継地点で間近に選手たちの健闘ぶりを見たいと思い、中継地点の大磯に出かけました。早速旗をいただき、道路沿いに立って待つこと数分。風が強かったのとかなり前に到着していたのもあり、かなり待ったような気がしました。しばらくしたら選手たちがやってきました。大磯は第4区間、平塚中継所を出たばかりの選手たちが走ってきました。東洋大学の選手がトップに、その後選手たちが続きました。噂には聞いていましたがさすが速いです、あっという間に目の前を通過しました。一瞬の間に旗を振りました。一生懸命走る選手たちの表情と姿に心打たれました。

 その後大磯駅に向かって帰路についてもよかったのですが、折角海沿いの町に来たからにはそのまま帰るのももったいなくて、大磯の海岸に向かうことにしました。

 国道の近くに海水浴場が近くにあるのですね、入口に来たとたん見えたのが「日本最初の海水浴場」という看板でした。たまたま出かけたところで日本最古の海水浴場に巡り合えるとは思っていなかったのでびっくり。ネットで調べてみたところ、大磯海水浴場は明治18年(1885)、初代軍医総監をつとめた松本順氏によって開設されたのですね。

 早速海水浴場に入ると目に入ったのは広い砂浜と広大な海でした。太平洋だからでしょうか、波もかなり激しく水しぶきを上げていました。地球の呼吸を間近に感じ取れる、そんな空間でした。昼前の時間、太陽の光の差し方も少しずつ変化し、海水の輝きもきらきらと変化していていました。

 まずこのような風景が目に入ってきました。太陽の光がまぶしすぎて人が影のようになっていたりもしますがそこに確かに人はいました。

 波が押し寄せてきました。

  少し離れてまた右側を見てみると。。。実は灯台のある岬の手前に島がありますね。その島は「かぶと岩」と言って名物らしいです。

 

 波をアップして撮ってみました。結構激しいですがサーファーたちが楽しそうに波に乗っていました。

 太陽の高さが高くなり、水面がきらきらと光りはじめ美しく見え始めました。このひととき残しておきたくなりました。近くに寄ったので「かぶと岩」がはっきりと見えます。

  美しい海ですね♪

  もう一度左を向きました。地球の呼吸を感じ取れる瞬間でした。

 帰り道、海水浴場近くに柱らしきものがあり、そこに子供による人魚姫の絵がたくさん描かれていました。バラエティ豊かな作品ばかりで、この海だからこんなにバラエティ豊かな人魚姫を連想したのだろうな、と思えましあ。そして思わず連想したのが今練習中のショパンのバラード3番。ポーランドの詩人、アダム・ミツキェヴィチの詩に登場する水の精・オンディーヌと若き騎士との物語とも言われています。若き詩人を魅惑する水の精オンディーヌ、最後は詩人はオンディーヌによって水の中へと引きずり込まれるというお話し、こわいですね。こんな美しい海からそのようなお話を連想してしまうのは、ふとどきな気もするのですが、たまたま練習中の曲がそういう曲だったのと人魚姫の絵が描かれていたのもあり連想してしまいました。

 しかし海に限らず水のあるところっていいですね!そういうところに行くと特にピアノが恋しくなるのでした。

 それにしても本当に美しい海でした。日本一古い、そして美しい海水浴場がこれからも永遠に守られますように!


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