古書店でこれを買ったら
これをいただきました。
1000円の買い物で1500円のおまけです。
寒い日が続いて、お出かけする気が起きなかったのですけれど
1月も終わろうとしているので、
重い腰をあげました。
上野に着いたらもうお昼でしたので、
まず腹ごしらえです。
子規の句碑をみて球場を通り越し・・。
秋に食い倒れた「韻松亭」の桜の間でランチです。
明治8年の建物というだけあって、
建具など年季が入っています。
雨戸がなくて、ガラス戸の内側に障子があるだけ。
軒もあまり深くないので、
台風のときなどは大変らしいです。
上野公園の桜が眼下に見えるこのお部屋は
シーズンは予約でいっぱいだそうです。
あら?
この間のお部屋から見た中庭でしょうか。
お水を飲みに小鳥が訪れています。
三段壺弁当。
漆器の壺がシックです。
テーブルは信綱先生の文机サイズ。
重なった壺を開きました。
楽しいお弁当です!
湯葉のお刺身、お豆腐がおいしかったです。
家ではとてもこの品数は作れません。
さすがプロの技~。
食器も古いものなのでしょうか。
金継ぎしてあるのが渋いです。
お腹もいっぱいで博物館に向かう途中、
動物園前にこんなポストが!
うむむ・・記念スタンプが押してもらえるらしいです。
今度、葉書を持ってこねば。
いいお天気です。
混雑の表示はありましたが、行列はないようです。
都心でもまだ雪が残っているのですね。
北京故宮博物院200選展。
スタッフによる
1089ブログが面白く、お薦めです。
国外初公開と噂の高い
「清明上河図」もウェブ上で見られちゃいます!
「清明上河図」本物は先月のうちに帰国してしまって、
ノイバラが見たのはレプリカだったのですけれど、
画面が全体的に茶色くて、色もはっきりせず見にくかったのです。
描かれた当時はもっと見やすかったのでは・・。
それで、見やすいパンフレットはないかと探したのですけれど、
中国語のものしかなくて・・(和訳してっ(´;ω;`))
がっかりして帰ってきたので、
ウェブ上で見られるのは嬉しいですっ。
書の展示が圧巻。
書に素人の私でさえ、思わず引き込まれてしまう
力のこもった作品群でした。
工芸では、堆朱(ついしゅ)、琺瑯(ほうろう)、
皇帝の袍の龍などの刺繍が見事。
アクせサリーも見事で溜息が出ます。
絵画ではイタリア人宣教師が描いた「乾隆帝像」がリアルでカラフル。
「康熙帝南巡図巻」は康熙帝が
湖南地方を視察した様子を描いた絵巻物ですが、
これは素晴らしいです~。
北宋時代の「清明上河図」の清朝版ともいうべき画です。
河川の風景や人々の暮らしが生き生きと描かれています。
随所に明治大正時代の写真が展示されていて、
明治36年、揚子江を遡った信綱の旅が思われて楽しかった!
地理に弱い私ですが、偶然にも前日、
湖南の地図を確かめていたので、
親しみが持てました。
いただきもののチケット、馴染みのない中国のもので
あまり期待していなかったのですけれど、
とても楽しめました。
中国のお宝はもっとすごいのではと思いますが、
今回はその一端を垣間見ました。
音声ガイドを借りたのですが、
松平定知さんの声はこのナレーションに
向いていなかったと思います。
ちょっと残念。
じっくり見たので、もう閉館時間です。
きれいな夕日です~。
池の夕焼け。
前日たくさん揚げた豚カツが残っているので、
お夕飯はカツ丼だぁ!
帰りは東京駅から爆睡して帰ったのでした・・。