大半の席はキチンとした入れ替え制らしく日曜日の17時15分開始の回を選択いたしましたが、予約したヒトビトがズラッと並ばせられ、順番に席に案内されるようです。
店内は着席スタイルですが、テーブルも狭いし、ナニヨリ隣りの席との距離が無茶苦茶近くて会話も丸聞こえなので、気にするヒトは行かない方がよいですねぇ(混) まっ、料理が売り物の立ち飲み屋に毛が生えた程度と思えばヨシということになります。
強制配給される前菜はパルメジャーノブリュレとオリーブ&黒胡椒のサブレで、フツーに美味しいというヤツです。
我妻は俺モーニという名前のノンアルのアワアワ、ワシはアワアワなシャンパンで乾杯です。 まっ、今年もお疲れ様ということでね(礼)
どのようなオーダーにしようかと迷いますが、どうもオーダーするとかなり自動式に出てしまうようなので分割発注方式にすることにいたします。 ヒトサラ目は帆立貝のスモーク~タブレ添え~で、このタブレというのははフレンチで使うクスクス=アフリカ料理で使われる世界最小のパスタ=で、ジュレと混ぜ合わさった食感が面白いです。
合わせて頼んだのは生ハムプレートで、ドライフルーツとの組み合わせになります。
店内はかなり混みあった造りになっているのでが、フロアスタッフの数が多いのとそれなりに訓練されているようなので皿の上げ下げもスムーズですし、追加オーダーにもストレスなく対応いただけます。 この頃からステージで生演奏が始まりますが、カジュアルな雰囲気に合ったラフさ加減がヨイですね。
そして、スモークサーモンのムースリーヌ=ムース状にしたサーモンをスモークサーモンで包み、魚の出汁のジュレを覆いかぶせ、その上からなんと!!!贅沢にイクラをのせた一品=だそうです… このメニューは発注比率がとても高いので見込み生産をしているのでしょうか、入店時にはカウンターにズラリと並べてありました。 ワシらのは第2ロットだったようで、しばらく遅れてデリバリーされます。
いつのまにやら頼んだ白ワインを飲み干せば、ちょっと喉の渇きもありましたので白のサングリアをクイッといただきます。 続いてはデリバリーの様子をみてオーダーしたスープ代りに海老のリゾット…セーカクには海老のリゾット~甲殻類のムースリーヌ添え=エビにエビのムースを加えた1品 ⇒ 泡で料理が見えないので、テーブルに運ばれたときのサプライズもあります=ですと…
ボチボチとメインですねぇ…と頼んだ丸ごと1尾!!オーマール海老のテルミドール=グラタン仕立=は結構ご立派です。 まっ、海老が被りましたがヨシとしましょう。 基本的には頼んだ料理を我妻とシェアしていただいていますので、コチラは半身ずついただきます。
1980年代後半から90年代初頭にかけてのいわゆるバブルの頃は20代後半から30代にかけてだったので、友人の結婚式では必ず出てきたメニューでしたが、相当久しぶりにいただきました。 さてワシは赤ワインに切り替えて
牛肉のロースト・トリュフソースとやらです。 人気メニューはロッシーニのようですが、オトナリに運ばれてきた品をみて、ちょっと引いてしまったのでシンプルな皿を選択しております。
ペンネにはチーズがたっぷりかかっていて、このタイミングではチト苦しくなります(笑) 頼んだバケットはハーフサイズがあるにもかかわらずフルサイズで頼んじゃいましたからねぇ…
そして、断面大賞への最後の挑戦…ダメですなぁ…肉質はともかくナイフの切れ味がイマイチなのでキレイな断面になりません。
デザートはイチゴパフェで、コレはトーゼンながら我妻用です。 コーヒーを啜りながらワシもちょっと味見させてもらいますとタマにであれば冷たくて甘いモノも美味しいですね。
気が付けば19時を回っておりまして軽い追い出しが入ります。 ほどよいタイミングでありましたのでワシ達も会計をお願いしまして退出します。 まあ、美味しくいただけましたが、この手の料理は年イチで十分だねぇ…なんて話をしながら帰宅の途に着きます…って、徒歩10分ですけどね(了)
俺のフレンチ YOKOHAMA (フレンチ / 平沼橋駅、横浜駅、高島町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.1