銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

馬のツアーが多い旅行会社です

2024年12月06日 | のほほん同志Aの日常

先週末のツアーにて。

「旅行会社としては、銀ステさんがいちばん多いかな。馬のツアー」

あるお客様がそう仰るので、キョトンとしてしまいました。

馬のツアーの多い旅行会社、ですか。

でも、たしかに。
前日は、三木市での馬術競技の見学会。
そしてその日は、近江八幡・賀茂神社での馬上武芸奉納祭へ。
2日つづけて「馬のツアー」です。

その日の訪問地は近江八幡の賀茂神社。
馬の聖地として知られます。
その馬の神社で行われるようになった馬上武芸奉納祭。



日本の在来馬は、明治以来、導入された西洋種に押されて圧倒的少数派に。
今や時代劇すら、足が長くて「見栄えのいい」西洋種で撮影されているんだとか。
(たしかに先日の大河ドラマ「光る君へ」でも
 平安貴族がサラブレッドに乗って駆けていました)

そんななか、日本の馬の伝統を残そうと、取り組んでおられるお祭りです。



三上山のムカデ伝説にもとづいた馬上武芸。





写真を撮っていたら、先のお客様が教えてくれました。

「私は乗馬をするんだけど、馬って敏感で、
 ちょっと棒のようなものを持ってるだけで、すごーく怖がるのよ。
 だから、これってお互い相当練習して、信頼関係を築けてるんだと思う」



なるほど。
景色が、少し違って見えてきました。

日本の在来馬の伝統を残していくために必要なこと。
それには馬の健康はもちろん、乗り手の育成、鐙などの馬具づくりなど、
どれが欠けてもいけません。

そして、それを理解しようとし、見守ろうとする観客も。



考えてみれば、たしかにあれこれ馬のツアーを手掛けてはきました。

岩手のチャグチャグ馬コや福島の相馬野馬追、北海道・十勝の「馬追い」などなど、、、

まるで意識していませんでしたが、はるばる見に赴くことで、
馬文化の伝承にほんの一役買っていたのでしょうか。



「馬のツアーの多い旅行会社ですね」

これからもそう仰ってもらえるよう、馬を追いかけていきたいものです。



■12月 日帰り旅行■

12/11(水) アントワーヌのフレンチとカタシモワイナリー

12/12(木) 【銀ステ会】関西学院聖歌隊 新コース

12/13(金) 大相撲巡業宝塚場所…満席

12/20(金) atelier HANADA…新コース

12/22(日) 神戸ドローンショー…新コース

12/25(水) 夙川教会Xmas…新コース

12/26(木) 奇才絵師 歌川国芳…出発決定

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