ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

暑いけど,秋は近い?読書と近隣博物館・資料館巡り(メモ)

2024-09-10 10:30:21 | 日記 地域
昨日は久々の熱帯夜&猛暑日(姫路)・・・暑い!
今日は,熱帯夜で久々の熱中症警戒アラート!猛暑日は避けられる?かな?
でも,夜にはどこからともなく鈴虫の鳴き声が聞こえます。
秋?いや・・・やっぱり夏でしょ。だるくてしんどいです。
こんな時は読書の秋(夏?) (^^♪
江戸時代をしっかりとらえ直そうと注文中の本は
岩波新書「シリーズ日本近世史」1巻・3巻・4巻。
2巻の水本邦彦『村 百姓たちの近世』は読み終えたところです。
うまく言えませんが,私が40年前に勉強した江戸時代農民観から現代の江戸時代百姓観への流れというか,考え方の変化が少しわかったような気がしました。近世百姓の暮らしも見えてきます。日本近世史を学ぶ上での基礎を詰め込んでいるようでもありました。というわけで,他の巻も読んで勉強しようと・・・
とりあえず,1巻藤井譲治『戦国乱世から太平の世へ』,3巻高埜利彦『天下泰平の時代』,4巻吉田伸之『都市 江戸に生きる』を注文・・・エアコンのきいた部屋で読書の秋(夏?)をしましょう !(^^)!

秋のお楽しみ近隣博物館・資料館
たつの市立龍野歴史文化資料館
特別展「揖保川の土産 ~日本一を育んだ暴れ川の歴史~」
開催期間:10月5日(土)~12月8日(日)

兵庫県立歴史博物館
特別展「ひょうご鉄ものがたり」
開催期間: 10月5日(土) 〜 11月24日(日)
れきはく連続講座③「古文書に親しむ(「鉄」関連文書を読む)」
(全3回)(11/16,11/23,11/30)申込期間:10月5日(土)~10月28日(月)
こちらも挑戦したいです!!でも,ついていけるかしら?
(抽選で20名・・・抽選にあたるかな?)

只今,太子町立歴史資料館でいただいた史料に挑戦中!
藩や大庄屋に提出した文書とかは,比較的読みやすいけど,
今回の「二十四輩順輩(拝)日記覚」のような私的な日記はとても難しいです。
これが読めなくて,古文書が読めると言えますか!
頑張ります!!!
コメント (1)
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龍野藩の大庄屋

2024-08-22 15:27:02 | 日記 地域
暑い暑いあつい!!
姫路にも行きたいけど,行く元気がない・・・。歴博にも行きたいけど,暑い!!
たつの市立龍野歴史文化資料館にも行く気力がわかない・・・。
ということで,家から車で15分,いつもの太子町立歴史資料館の企画展に
・・・3回行っています。うち2回は歴史講座のついでに・・・(友の会会員なので無料)
企画展「近世の村と大庄屋の庭園」
といっても,一角でチョコっとやっているだけなのですが,展示されている古文書がおもしろい。(私には)
展示解説と17日の歴史講座「横山家文書からみる近世の村」から少し書きます。
さて,龍野藩の大庄屋ですが,龍野藩では,藩を5組に編成し,大庄屋を置いています。
今回の展示はそのうちの東組,旧田寺家の文書・横山家文書が中心です。
田寺家は,龍野藩東組で大庄屋をした家の一つで,代々伝右衛門を名乗っています。
そもそも大庄屋は,領主の支配の末端という側面と自治機構としての側面があり,
様々な書類が大庄屋宅に残っているのです。
というか,写しを残しているのです。
役所に渡す書類は,庄屋に1通,大庄屋に1通・・証拠は残しておかないとね。
(今の私が,福祉関係の書類をすぐにスマホで写真撮って残すのと同じかな?証拠,証拠。)


写真は「鵤太子寺御開帳に付踊狂言御請一札之事」(文政12(1829)年)の一部です。(写真撮影は許可をもらえば可)
写真に写っていない部分には,「御開帳ニ付踊狂言五十日の間私し共等請負仕,右ニ付被仰渡趣之通」に始まり,その後,火の元のことや喧嘩口論,御法度之賭之諸勝負などなど・・・
で,私がおもしろいと思ったのは,写真の最後の方,
「連判一札依而如件」と踊狂言請負人が庄屋藤五郎・年寄治右衛門・五郎兵衛・庄左衛門に提出,
それを年寄庄左衛門・五郎兵衛・治右衛門・庄屋藤五郎(順番が逆になっている)が
「前書之通念之入申渡,則請書差上申候,以上 田寺佐五郎(伝右衛門の別名)様」と大庄屋の田寺に提出しているところです。庄屋に出された書類がさらに大庄屋に出されているのがよくわかります。

うちから徒歩10分のところにも龍野藩大庄屋宅が残っています。
南組大庄屋片岡家です。
が,古文書はもう残っていないそうです。・・・残念です。
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こうやって軍国少年がつくられるのですね。:日本玩具博物館「玩具のなかの戦時色」

2024-08-15 06:21:29 | 日記 地域

日本玩具博物館です。
もともとは,玩具が好きで,趣味で集めた館長さんが個人でつくった博物館です。
それが今は9万点もあるそうです。
今は姫路市ですが,かつては香寺町だったのんびりした風景の中にあります。
白壁土蔵が素敵でしょ。6つの建物からできています。
でもね,一部の蔵はエアコンがなくてとても暑いんですよ。

たまたま11日の朝,朝日新聞の「ひょうご」版に乗っていた記事を見て,行ってきました。
夏季テーマ展示「玩具のなかの戦時色~戦時下のこどもたち~」です。(写真撮影可)

こんな双六やカード,カルタで遊んでいたら,軍国少年になりますよね。
怖ろしかったです。
本当に怖ろしかったです。
時間の都合で,今日はここまで
この展示は9月29日までです。
なお,ほかにもホッとする常設展,企画もあります。
8月15日に記す

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ふぅ~・・・地元図書館と隣町の歴史資料館がいいですね。

2024-08-06 10:58:05 | 日記 地域
最近の記事から
NHK NEWS WEB 2024年8月1日 18時20分  
   “126年間で最も暑い7月” 全国の平均気温 過去最高に
NHK 兵庫 NEWS WEB 08月02日 16時28分  
  兵庫県内の新型コロナ感染者数 去年のピーク超える
朝日新聞デジタル 2024年8月6日 5時00分  
  お米品薄、なぜ? 千円値上げ「これじゃ買えない」

米は2日に2軒目のドラッグストアでなんとか買いました。うちの近所はいつも通りの値段でした。
今日は先日なかったスーパーでも米を売っていました。普通の値段です。
でも,米の棚は空いている時もありますし,少し前から,10キロ入りの米は置いていません。
「いつぞやみたいに,タイ米が混じるかも・・。」と言っていた人もいましたが,どうでしょうか。
まさか「米騒動」ということはないでしょう。 (*'▽')
そういえば,今,地元図書館で借りて読んでいる本は,
仲間が紹介してくれた,玉岡かおる氏の『お家さん』です。
主人公の鈴木よねは,姫路出身,神戸の鈴木商店の鈴木岩治郎に嫁ぎます。
夫の死後,よねは「お家さん」とよばれるようになり,大番頭の金子直吉らの力量で,鈴木商店を巨大商社に成長させます。
今,下巻を読み始めたばかりですが,もうすぐ「米騒動」で大打撃を受けるはずです。
その後,三井・三菱と肩を並べる大商社となりますが,・・・
高校日本史の教科書には(山川出版社)こう記述されています。
「1927(昭和2)年・・・(金融恐慌)。時の若槻礼次郎内閣は,経営破綻した鈴木商店に対する巨額の不良債権をかかえた台湾銀行を緊急勅令によって救済しようとしたが,枢密院の了承が得られず,総辞職した。」
以前,ドラマにもなったそうですね。天海祐希が鈴木よね,小栗旬が金子直吉だったようです。
ゆっくり楽しんで読みます。

隣町の歴史資料館・・・太子町立歴史資料館では,今,企画展「近世の村と大庄屋の庭園」をやっています。
初日の7月20日,7月の歴史講座の後チラッとのぞいてきました。
8月の歴史講座は「横山家文書から見る近世の村」というテーマです。
今回の企画展とタイアップした講座なので,その後にまた書きます。

暑いし,また,コロナコロナといい始めたし,こんな時は,やっぱり地元の図書館と車で15分の太子町立歴史資料館がいいですね。まあ,ほとんど家にいますが・・・。

あ~ほんと暑い,暑い,あつい!!
エアコンがないと過ごせません。もし,こんな時,大地震がきて停電になったらどうしよう・・・。
そんなことを考えながら,再び,安政元(嘉永7)年の地震について考えています。
なんとかやっと,地元で形にできそうです。

今日は本当は宍粟市のたたら製鉄の学習館と遺跡を見に行く予定でした。
でも,諸事情で,行けなくなりました。
それで,かわりにブツブツと書きました。 (;^_^A

PS.ちなみに,8月6日の姫路の最高気温は37.1℃,最低気温は27.2℃でした。
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行きたいないなぁ~有馬温泉;「テルマエ展」ほか

2024-07-11 10:11:48 | 日記 地域
4月に行ったこんぴらさん以来,私の「江戸時代の旅ブーム」は続いています。
まずは,6月6日に行った        
兵庫県立兵庫津ミュージアム「企画展 温泉♨と西国三十三所j巡礼 ーひょうごを巡る旅ー」
写真撮影不可だし,思ったほど史料の展示はありませんでしたが,「往来手形」は「お~!」と感激。少し前,地域のコラム(?,と言っても,歴史講座の先生や生徒が順番に書いているものですが)で往来手形を取り上げたので (^^♪

その後,神戸市立博物館の「テルマエ展」で有馬温泉も取り上げられると知り,「ブラタモリ」を見て(ずっと以前,録画していました。)またまた感激!!「直線を見たら,秀吉と思え!」なんてね。

そして,昨日,行ってきました,神戸市立博物館!!

(写真撮影一部不可)
展示のメインはもちろん古代ローマ・テルマエですが,今回は有馬温泉部分のみ書きます。
       「諸国温泉功能録」(江戸時代後期)有馬温泉は大関です。
        ちなみにもう一つの大関は草津です。

浮世絵ももちろん楽しいですが,かわいかったのは式亭三馬『浮世風呂』 

そして,私にとっての目玉は「有馬茶会記」(秀吉なので,江戸時代のちょっと前ですが)

天正18(1590)年,小田原攻めで北条氏を滅ぼした秀吉は,有馬で茶会を開いています。
「天正十八年十月四日 於有馬茶湯
 次第 阿弥陀堂て御茶湯 座敷
 二畳敷
 (中略)
 客来   一番 利休 小早川 有馬法印   (以下略)」
「ブラタモリ」によると,秀吉が建立を命じた蒸し風呂も有馬に残っているそうですね。
(ただし,秀吉は死去したので入浴はしていない。)
秀吉前と秀吉後では,温泉街も道路もずいぶんと違うそうですね。
もちろん,有馬でも「直線を見たら秀吉と思え」だそうですね。
私が有馬に行ったのは,もう40年ほども前になります。
その時は,まだ学生でお金もないから,温泉街を歩いただけで,温泉には入りませんでした。

「行きたいないなぁ~有馬温泉」  (*^^)~
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