ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

『変体仮名とその覚え方』& 早稲田大学公開授業動画「くずし字を学ぶ (13動画)」

2016-05-15 16:43:42 | 古文書
昨日,通信講座「古文書応用コースステップ2」の第1回課題レポートが返ってきました。
文字はほぼ読めているものの,意味をしっかりとれてなくて,課題3は×です。
評価はAでしたが,復習しないと・・・。

が,ただ今取組中の課題2が大変です。
文字の読み取り自体があやふやすぎるのです。

課題2は私が苦手な変体仮名のオンパレード!!!

テキストの変体仮名は何とか読めます。
多少,しらべますが,・・・。

が,課題は全然違うじゃないですか!!!

『除蝗録(じょこうろく)』農業技術書。著者は大蔵永常(おおくらながつね)。
ひえ~!!!!!!

私は変体仮名が苦手です。
でも,これを克服しなければ!

今まで何回古文書に挑戦し,あきらめ,やめてしまったことか・・・。

今回はせっかくここまで頑張ったのです。

先日,生涯学習インストラクター2級取得の推薦をNHK学園がしてくださるとの旨,連絡が来ました。
「1級取得のためには」といった内容のプリントも入っていました。

1級をとるには,私の場合,少なくともあと3年勉強が必要です。
論文を書く必要もあります。
が,その前に,変体仮名を克服できなければ話になりません。

で,見つけました。
その変体仮名克服本&動画

板倉聖宣『変体仮名とその覚え方』(さっそく,図書館で借りました。)
& 早稲田大学公開授業動画「くずし字を学ぶ (13動画)」

よーく考えたら,江戸時代の庶民は,変体仮名を読んでいたのです。
ほら,私が好きな国芳のお寿司の浮世絵にも,
絵の上に寿司屋の広告の文字が入っているじゃないですか。

急がば回れ

私の根性,見ていてください!!!
(と,これくらい書いたら,根性が出るでしょうか?頑張ろう!)
コメント (2)
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江戸時代の人も肖像画を描きうつすのですね。;歴博特別企画展「歴史をいろどる群像」

2016-05-13 17:47:15 | 日記
県立とはいえ,地方の歴史博物館に何でこんなに有名な人たちの肖像画があるのか・・・
と思っていました。

わかりました。
たとえば,織田信長の肖像画
信長の長男・信忠の供養のために建てられた大雲院(京都市)に伝わる信長像の
“忠実な模写”です。
模写と言っても,書かれたのは江戸時代。

考えたら,巻物や本も書き写すのですから,“忠実な模写”もありますよね。
浮世絵なんて,版画のモノが多いですから,同じ絵がたくさんありますよね。

それに今回わかったこともう一つ

信長像にはありませんが,
肖像画の上に,字が書いていることがよくありますよね。

絵を描く人が絵を描き,
字は別の人が考えたというか・・・

その文を古文書勉強中の私が・・・わかるところだけ読んでいくと
最後に「賛」の文字

賛:絵画では画面の中に書かれた詩,歌,文をさす。
中国画で書画一致の思想が発展するにつれて宋時代に完成し,
これが日本に伝えられ,特に室町時代の頂相 (ちんぞう) や水墨画に盛んに行われた。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より)

展示されていた「三忠臣図」の絵は,土佐なんとかさん,
字は別の人でした。
(名前忘れました。すみません。)
(正確には,その別の人が書いたのか,考えただけで書いた人は別にいるのかはわかりません。)
へえ~!!

「それで」と言われれば,それだけのことですが,
私には新発見です。

私って,普通の人とは違うかわったモノの見方をしているのかしら?
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シリーズ古代遺跡透視 プロローグ 大ピラミッド 永遠の謎に挑む NHKスペシャル

2016-05-10 12:58:09 | 日記
5月1日放送のこの番組をやっと見ました。
(ハードディスクに録画していました。)

X線で,人の体を透視するのと同じように,
ミュオンという宇宙から降り注いでくる粒子で
クフ王のピラミッドを透視しようという計画です。

科学と考古学のドッキングです。

福島第一原発やクフ王とは別の小さいピラミッドで実験済みです。
想定通りの結果が出ています。

成功すれば,クフ王のピラミッドの内部構造や建築方法がわかってくるのではないかと言っていました。

今回は「プロローグ」

次回予告はネットで調べてもわかりません。

今も名古屋大学などの調査チームはエジプトで頑張っているのでしょうか?

「ミュオン考古学」と呼んでいました。

・・・・・

そういえば,・・・・
私が高校の時の日本史の教科書にも出ていた(?)
“カーボンフォーティーン”
(14C:すみません,どうワープロ打てばいいのかわかりません。)
あれも,科学と考古学のドッキングですね。
初めてカーボンフォーティーンで測定すれば,何年ぐらい前の遺跡かわかるということが,わかった時って
感動したでしょうね。


それはともかく,ミュオン考古学の方は,今後にこうご期待・・・ですね。

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何のために古文書を勉強するのか;磯田道史『天災から日本史を読みなおす』から考えたこと

2016-05-08 06:33:36 | 古文書
在庫がなかった磯田さんの本が来て,
私としては珍しく,すぐに読んでしまいました。

中公新書というと,難しいイメージがありましたが,
とても読みやすいというか,引きつけられた本でした。

何のために歴史を学ぶのか,何のために古文書を読むのか・・・

磯田さんは,自分の母親の経験から,地震・津波,そして高潮など様々な天災の記録,特に江戸時代の古文書にあたりました。
歴史学者としてなにができるのか,何をすべきか・・・
過去の記録にあたり,次におこるかもしれない天災から守るため,調査しました。


じゃあ,私は何で古文書の勉強をしているのでしょうか。

なまの歴史を知りたいから,です,きっと。
そして,何かの役に立つ論文を書きたいです。
(ちょっと,あつかましいかしら・・・
 一応,書きたいテーマはあります。
 今は内緒です。)


明日,「生涯学習インストラクター 2級 古文書」の資格取得の申請を出します。


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はなまつりinあぼし

2016-05-05 07:57:56 | 日記


今日は,はなまつりです。

私が子どもだった約40年前も,うちの子が小学生だった約20年前から15年前も
象曳きはありました。

なつかしい


くわしくはまた



と,書いたのは,朝8時前,
そして今,夕方4時過ぎ
続きです。


朝9時半頃,買い物に行こうと家を出ると,近所の小学生やその妹・弟,それにお父さんお母さん,
次々と会いました。
「象曳きですか?」と尋ねると,
「そうです。」とバタバタ・・・。
妹らしき,幼児が転けて「うえ~ん!」

うちも行きました,象曳き!

細かいことは忘れましたが,
網干中学校区を作り物の白い象を曳いて廻るのです。
昔,新東と言われる地区に住んでいた時は,
大江島と呼ばれる地区と新東の境目で集合し,
お昼ごろに,大江島の人からその白い象をバトンタッチされ,
新東地区をぐるっと回り,
次の新西地区との境目で新西地区の人にバトンタッチしていました。

今は,垣内という地区に住んでいるので,当然ですが,集合時間が新東地区とは違います。

子どもたちは,次の地区の人にバトンタッチした後,おやつをもらうのが楽しかったのです。


で,その花まつり
「歴史と景観のまち 網干を歩く」によると,
網干仏教会が主催だそうです。
起源は,大正12年,関東大震災の復興を支援するための托鉢とされているようです。

今年は第11回となる「はなまつりinあぼし」は,網干おかみさん会が主催している
コンサートやバザーなどのことで,はじめの写真がそのプログラムです。

ところで,花祭りはもともとシャカの誕生日を祝うお祭りですよね。
シャカの誕生日は,4月8日ですが,網干は旧暦の4月8日あたりと言うことで5月5日にしています。
網干のはなまつりは,網干仏教会が主催しているとはいうものの,
あんまり仏教を感じさせませんが・・・。

というわけで,
今日,私は太子町斑鳩寺と網干の龍門寺にちょこっと行ってきました。
斑鳩寺の方は,特に何も行事という感じはありませんでした。
網干は花祭りをしても,太子町は関係ないですよね。
龍門寺は普段見ることができないところも見ることができてよかったですよ。
龍門寺については,また別の機会に・・・。

網干おかみさん会主催の「はなまつりinあぼし」は,今回は横を車で通るだけにしました。








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