のんのんびより
4話 Bパート感想
神回と評価の高い、のんのんびより四話
「夏休みがはじまった」
ひか姉初登場のAパートははしょらせてもらって(^^;)
四話のメイン?であるBパートについて書いていきます。
この四話ですが、私的には、一期二期通して
未だに最高の回です。
演出については、何回も見返して、気づくことが
多くあります。
例えば、繰り返し、同じアングルの構図による
れんちょんの気持ちの表現。
因みに、これらは私が感じたことなので
演出の本当の意図とは違うかもしれません、ということを
最初にお断りしておきますね(^^;
まずは
縁側で寝ているれんちょんの描写が
Bパート直後と、ほのかちんが帰ってしまった後
同じように描かれています。
これは、最初のほうは、夏休みに入ったものの
なんとなくやることのないれんちょんと
ほのかちんが帰ってしまった後で
楽しかった日々がなくなり、またもとの(たいくつな)日常が戻って
きたということを表現しているのでしょう。
次に
なんとなく目が覚めるれんちょんと
寝起きのいいれんちょん。
これも、退屈な日々の、なんとなく目覚める朝と
楽しいことが待っていてウキウキしているれんちょんのテンションを
比較して描いているのかと思います。子供のころ、楽しいことがある日は目覚ましなんかなくても勝手に目が覚めましたよね。
鳴らない風鈴と、爽やかに音をならすラストの風鈴。
これも、れんちょんの気持ちを表現していますね。
個人的に大好きな演出です。
ほのかちんと二人で過ごす、いろんな場所の景色
と、今は誰もいない同じ景色
これは、楽しかった思い出がある分、まったく同じ景色で
寂しさを表現しているのでしょう。
このように、同じアングル、景色で、れんちょんの気持ちを
非常にうまく表現していると思います。
また、その場面にものすごく合うBGMが、また。。。
個人的には、のんのんびよりのアニメがここまで評価される一つの
要因に、BGMが大きな役割を果たしているのは
間違いない!と言い切ります。
何度観ても、すばらしいです。
のんのんを観たことがない人にも、ぜひこの話を観てもらいたいですね(^^)
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