テーブルマナーの実習で「ルイス・キャロル」に行ってまいりました。
お店に入ると古臭いとはいえカーテンに遮断された空間で、今何時なのか、
どこにいるのかを忘れさせてくれます。
最初に珍しいグラスを見せて頂き(広島ではこちらのお店ぐらいにしか置いていない
グラス等)、安定の良いグラスの持ち方をお話頂きました。
前菜の魚介もシャンパンソースももちろんお野菜もおいしく、
スープもマッシュルームのうまみたっぷりでした。
フィレ肉は絶妙なやわらかさでソースもとーっても美味しい!
デザートはみずみずしい桃がたっぷり乗ったケーキで
美しいバラが添えられていました。
コーヒーまで位置皿を使いもう一枚お皿を添えられるのは
テーブルが寂しくならないように・・・だそうです。
今田美奈子先生の素敵な本を見せてくださったり
一般的に語られるテーブルマナー以外の色々なお話を聞かせて頂きました。
なんと! 7月20日で閉店なさるのだとか。。。
ご一緒した生徒さんも「もったいない!!先日初めて来店して美味しさに感動して
多くの友人におすすめしたところなのに・・・」とおっしゃいました。
なんでも、本格的なフランス料理は重くて段々と敬遠されてきていることと
30年近くお店をされてもうずいぶんなお年だということ、そして、
厨房器機も古くなり内装やらも改めると大変なのだそうです。
引き続きこのおいしいお料理を提供して頂きたいのに
本当に残念です。
皆で「あと3週間ほどだけれど是非その間に訪れなくては」と言って
お店を出ました。
私はまずは夫を連れてこようと決めました。