ちゃぶ台で日記  

ぽつぽつと、ときどきなにっきです

猫を連れて帰ると云う事

2009-04-26 | おはなし
「こうめです、うまうま♪」


このblogはweb上の日記なので、他人が見ても自分が見てもあんまり重くならないよう、後で見ても写真がかわいいなくらいのつもりで書いていました。



emiさまコメントありがとうございます、こちらの内容を返信と思ってご覧下さい。<(_ _)>


赤ちゃん猫の早逝にお心を痛めたemiさま、とっても優しい方なんですね。
お母さんの傍のほうが生きられたかも、せめて同じ亡くなるならお母さん猫と一緒のほうが幸せかも。

そうかもしれません、お母さん猫との暮らしのほうがよかったかもしれません。
どちらが仔猫にとって幸せだったか、私にはわかりません。

emiさまの優しいお気持ち、もしよかったら助けを必要としている猫達に差し延べてあげて下さい。
街中の猫達、車やバイク、自転車、感染症、様々な病気や怪我の可能性があります。
ですが、栄養たっぷりのごはん、適切な治療は人間からしか受けられません。
ほんの少しの手間ひまを、困っている猫達に差し伸べてあげると、emiさまのお心も癒されるかと思います。
保健所では、毎年何十万頭も人間が捨て、持ち込み、殺しています。
どうか1匹でも、暖かいお心で包んであげて下さる事をお祈りしています。
その過程で、いつかemiさまの答えが見えて来るかもしれません。



今まで、毎日毎月ではありませんが色んな境遇の犬猫たちに出会いました。

産まれたてでコンビニのビニール袋に入れて捨てられてた赤ちゃん犬。
捨てゴールデン、ハスキー、シェパード、キャバリア、マルチーズ。
車に撥ねられても一所懸命さ迷っていた捨て犬。
年老いて自分の歩く方向も定まらない捨て犬。
ひもじくても他の人には警戒して捕まらなかったのに、散歩中たまたま出会って我が家までついてきた捨て犬。

仔猫の時期だけ可愛がって、育ったから見捨てられた猫たち。
箱に入って捨てられた仔猫。
怪我した大人猫。
夏の暑い日、産まれたてで胎盤と一緒に道端に落ちていた赤ちゃん猫、この子達のまだ開いてない耳、まぶた、鼻の穴と口の中には細長い虫の卵がびっしりと産み付けられていました。
干物みたいに干からびた仔猫。
病気(ウイルス)で片目になった仔猫。
下痢の止まらない仔猫。
ノミ、ダニ、シラミだらけの仔猫。
車に轢かれ、頭は脳漿、眼球が飛び出し体の皮も破れ中身が飛び散った大人猫、仔猫たち。
飢えか病気か、道端で力尽き死んでいる大人猫、子猫たち。

出会ってしまったら、必死に連れて帰りやれるだけの事をしています。
その姿が悲しくて、泣きながら連れて帰った事もあります。

私に出来る事はほとんど無いけれど、誰からも無視されて息絶えるよりは、せめて一緒にいるよ、見放さないよ、と思っています。


今回のこうめ達は、猫避け対策がしてあるご近所の敷地の隙間で産んでいました。
安全な場所ではありませんでした。
一番の恐怖は人間です、親猫は安心できる場所を求めて何度も宿替えします。
引越しの度に、仔猫は弱ったり置いてけぼりになったりもします。
育たないと判断された仔猫は、育児放棄されたり親猫が食べたりします。

親猫自身も毎日お腹いっぱい栄養たっぷりのごはんを食べている訳ではありません。
お外の猫達には、安心して子育て出来るベッドもありません。

自分の乏しい経験から、お外で生まれた仔猫はこれからも出来る限り、続けられる限り連れて帰ります。
大人猫の避妊手術も、今までどうりこつこつ続けます。


祖父母や親が犬たち猫たちと一緒に暮らしていました。
物心ついた頃には色々な生き物と一緒に暮らしていました。
小学生になると、同級生と一緒に野良仔猫の新しいご家族を探していました。

そう云う事をしているとたまに、「いいヒトね」と言われました。
いいヒトね、と言った同級生はその後「かわいそうな仔猫がいる」と相談に来ました。
その猫は新しいお家が見つからず皆、波のように引いていきました。
親に了解をもらい我が家で暮らしました。
我が家には猫達が十数匹、一緒に暮らしていました。

「いいひとね」は、「(その人の厄介事にとって都合の)いいひとね」という意味なんだと小学生の時に認識しました。

私は「いいひと」ではありません。
犬猫だけ命を救って、牛豚鶏は食べてます。
野菜も食べます。
植物は刺激を与えると生体電流が乱れるそうです、と云う事は切ったら痛いんじゃないでしょうか。

命を奪い続けて生きているのに、善い行いをしているとは思いません。

39才、人付き合いが下手くそな、ただのものずきです。







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