うーん、歯科は上流…
言葉は素晴らしい、がそれは歯科治療がきちんと行われてる前提、ですよね。
歯周病治療の正しい普及が、10%いかない実態の中、逆に怖い、と思ってしまうのは私だけ?
私個人は大変有り難い概念の啓発だ、とは思うし、そうして患者さんを救いたいけど、業界全体で考えると、そこまでの実力を蓄えてないのでは?と危惧してしまう。
お師匠様の言葉だけど、歯科医はまず歯をちゃんと治さないと、と思う。
まず歯を治すには、現在では歯周病治療も入るだろうから。
糖尿病と歯周病が関係性深いことがあるのは、もう何年も前から知られてたこと。
ガッテンでも5年前に取り上げてた、と言うではないか。
しかし、その5年で歯周病治療が凄く普及した、とは寡聞にして聞かない。
相変わらずの我が業界、だったのでは。
しかし、この動きで真っ当な歯周病治療が、普及してくれるなら、とても嬉しいし、患者さんが関心を持ってくれて、健康長寿が実現すれば本当に素晴らしい、と思う。
私は市井の一開業医で頑張りたい、と思う。
以上のことを、facebookで書かせていただいたら、思いの外の方向へ行ってしまって、困っていますが・・・
まあそれも私の運命なので、淡々と進ませていただくしかない、です。
そちら方向への話とか、お叱りを買うことは、百も承知の上で、業界内全体へのお願いですから。
まず、歯周病治療位はちゃんとしましょうよ。
実態として、10%以下と言う指摘がお気に召さないのは分かりますが、本当の話なので仕方がない、と思います。
そこを正すべきですよね、と言うこと、そして、その延長で糖尿病とか全身への健康への寄与、上流としてのお役目が果たせる、と言う話なのではありませんか?と言うのが趣旨です。
1987年卒業ですので、来年で丁度30年になり、お師匠様に薫陶いただいたことが尚更身に沁みる時を迎え、質の向上、担保の話に向かわないのか、と感じて仕方がないです。
CRPの話もありますし、ここの所を医科から歯科で追求され出すと、質の向上、担保の話に成らないと、非常に拙いのではないか、自分の首を自分で締めることになるのではないか、と案じてしまいます。
人的資源には限りがありますので、本当の所があからさまになってしまって、質のある所にばかりに患者さんが集中しその先生が疲弊し倒れて、そうではない所は患者さんが来なくて次々と潰れてしまう、と言う嫌な近未来が頭の隅をよぎります。
頭がおかしい人の戯言、と思ってお読み下さい。
なので、まずは身近な所から、目の前の患者さんからチャンと歯周病を治し、他にも色々と治してチャンと噛めるようになって、全身的にも健康になっていただき、健康長寿を実現し、自律自立の人生で行ける方々を増やす、そう言うしっかりとした治療方法、理論、手技を、有志の先生方へシェアして行くしか私には出来ません、と申し上げて締め括ります。