赤い薔薇を描くと、そのとたんに私の表現は色と形で固定される。
けれども心の方は動いていて、その薔薇ではやがてそぐわなくなる。
表現が写真のように上手で具体的なものであるほど
自由に動く心をその表現の中に閉じ込めてしまうことになるのです。
私は絵画に固定された心を描くのではなく、
まさにこの瞬間を自由に動く心をそのまま描きたい。
それがこの絵画論の根幹なのです。
では、生きて動いている心をそのままとらえる絵画をどう描くのか。
そこから0.5mmの線、シャーペン1本で描くのしてんてん絵画が生まれたのです。
興味ある方は私のデッサン論をお読みください。
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