7月14日(木)から7月18日(月)まで、宮城県気仙沼市唐桑町での支援活動を参加してきた。
今回は2度目の訪問で、前回から2ヶ月が経過した被災地の様子などを見ることも目的にしていた。主目的の支援活動は、RQ市民災害救援センターに所属して行ってきた。
宮城県気仙沼市唐桑地区は、岩手県との県境にある。岩手県側の町は陸前高田。気仙沼の市街地とともに震災直後から各種メディアに取り上げられてきた町でありながら、その復興の進捗には格差が出来つつがある印象を受けた。
陸前高田市の気仙川に掛かる鉄橋。海岸から3㌔ほど上流だが津波に流されていた
陸前高田市街
建物と同じ高さに達した集積された残骸
コンクリート製の建物以外は何も残っていない市街地
陸前高田では、ボランティアは何処で活動しているのだろうとさえ思えた。
気仙沼市街
連絡船も運航し人の動きが活発にあった。2週間ほど前に気仙沼港でのカツオの水揚げがニュースで報じられるなど、港を中心とした復興が図られている感じを受けた。
大島を3方向から津波が襲い、島を蹂躙した。この峠を津波は越えた
係留された桟橋ごと流され打ち上げられたフェリーと連絡船
気仙沼港に焼け爛れた船体のまま新しい船とともに係留されている船
復興が届かない印象の気仙沼市街
漁師たちは津波を知っていた。昭和、明治の大津波が記されたクレーンの柱
破壊されたままの堤防。津波によって削られた岬。津波は電柱を越えていたと…
仮設とは…よく表現されている。向かいの棟との距離はわずか4m程度のところも
地元の人たちに交じっての活動
わかめ等養殖用の土俵(アンカー)づくり
仮設に入居する方へ応援物資の配達
カキ養殖用の筏づくり。材も漁師の方が切り出している
浜辺の漂着物撤去や流れ込んだ瓦礫の搬出、イベント開催の手伝いなど様々な活動がまだ求められていた。
人がその地域に出入りすることで変化がおき、活気が生まれ、前進できる。
我々だけでなく、貴方にもきっと出来ることがあります。
だんだん唐桑が近くなってきた。
遠いのは、距離でなく、心の問題!自信を持って伝えることが出来る。
物見遊山でもいい、現地を知り多くの方に伝えていくのも大切な役割です。
地元の産業の応援にも繋がります。
ぜひ、支援活動にご協力ください。