すっかり日本の暮らしに引き戻され、
劇場やCSで映画とドラマを見ることが唯一の楽しみになり始めていた夏。
春のロンドンの思い出を胸に、ほとんど上の空で日常を過ごしていた私は、
敬愛するMark Gatissが新しい芝居に出演するというニュースを知りました。
「ああ、恐れていたニュースがとうとう来てしまった…」
それもこんなに早く。
次に英国に行けても、早くて一年は経たないと行けないだろうと漠然と考えていましたが、
いざ心惹かれるニュースを聞くと、やはりショックは大きいものです。
それも、彼が演じるのはチャールズ一世…(曲がりなりにも)国王陛下と言うではないですか。
しかも主演。
「行けないけど、きっと魅力的な芝居になるだろうね(´;ω;`)…。」
しかし、何日か経って、ふと思ったのです。
「何故行けないなんて思うんだ?」
旅費なんて、稼げばいいんじゃないか?
…考えてみると無謀ですが、思いついた瞬間は我ながらとても自然な発想に思えました。
気がつけば、芝居のチケットを予約している自分がいたのです。
それからの私は、今までのダラケぶりが嘘のように猛然と働き始めました。
2ヶ月間、他のことには見向きもせず、
マーク・ゲイティスの演技をもう一度、生で見るために。
何故そこまで必死に会いに行く必要があるのか、自分でも不思議に思う瞬間がありましたが、
それはキッカケに過ぎず、またロンドンに行きたいという、ただそれだけのためだった気もします。
そして、ニュースを知って3ヶ月程経った11月1日、私の2度目の英国旅行が始まりました。
前回は乗り継ぎありの飛行機でしたが、今回はヴァージン・アトランティックの直行便。
やはり直行便はいい! それに英国の航空会社だと機内上映で英国のドラマが見られるし。
機内食も(前回と比べたら)かなり満足!
これでもかとジュースを飲ませてくれるし。
ただ、ANAと提携している便だったので、日本語に不自由しなかったのが自分にとってはためになりませんでした。
機内から英語で話す緊張感を持っていたかったのですが。
ヒースロー到着! 到着するといつも甘い香りが漂ってる空港。
このフォント(Johnston)を見ると、英国にキター!って実感が湧いてきます。
そして今回ももちろんヒースローからPiccadilly線に乗ってロンドン中心部へ。
時間はだいたい17時くらい。
春にはまだ明るかった時間でも、秋では既に暗くなってました。
この日はまず本屋(FOYLES)に立ち寄って買い物。
買ったのはもちろん、
今回の旅の目的である芝居の戯曲。
日本で注文して送ってもらい、飛行機の中で読めればよかったのですが、
いざ届かないと不安なので、来てすぐに購入するつもりでした。
ただ、もう一つ買うつもりだった「シャーロック」のBBC公式本 "SHERLOCK: CASEBOOK"は見つからず。
疲れていて店員さんに訊く気力もなかったので、また後日でいいかー、とこの日の購入は諦めました。
約半年ぶりになるロンドンの街。
前回はオリンピック前だったので、道路工事があちこちで行われていました。
ダイヤモンド・ジュビリーやオリンピックがかなり昔のように感じられます。
前回見られなかった"Singin' in the Rain"(右)も見られるといいなー。
ご覧の通り、街は早々とイルミネーションの季節。
到着した当初はまだ準備中の場所も多かったのですが、
滞在後半になるにつれて、あちこちでクリスマス用のイルミネーションを見ることが出来ました。
中華街も相変わらず賑やか。
そして最後にピカデリー・サーカスへ。
以前も書きましたが、ここの人通りの多さは東京の渋谷なんかを思い出して安心します。
この広場にあるクライテリオン・シアターは後でイベントのために来ることになります。
刺激的で強烈で忘れがたい旅の一日目は早めに終了。
さて、明日からは…何をしよう?
【おまけ】
Undergroundの広告でよく見かけたChris O'Dowdの"The Sapphires"。
面白そう。見てみたいけど日本でやるかな…。
劇場やCSで映画とドラマを見ることが唯一の楽しみになり始めていた夏。
春のロンドンの思い出を胸に、ほとんど上の空で日常を過ごしていた私は、
敬愛するMark Gatissが新しい芝居に出演するというニュースを知りました。
「ああ、恐れていたニュースがとうとう来てしまった…」
それもこんなに早く。
次に英国に行けても、早くて一年は経たないと行けないだろうと漠然と考えていましたが、
いざ心惹かれるニュースを聞くと、やはりショックは大きいものです。
それも、彼が演じるのはチャールズ一世…(曲がりなりにも)国王陛下と言うではないですか。
しかも主演。
「行けないけど、きっと魅力的な芝居になるだろうね(´;ω;`)…。」
しかし、何日か経って、ふと思ったのです。
「何故行けないなんて思うんだ?」
旅費なんて、稼げばいいんじゃないか?
…考えてみると無謀ですが、思いついた瞬間は我ながらとても自然な発想に思えました。
気がつけば、芝居のチケットを予約している自分がいたのです。
それからの私は、今までのダラケぶりが嘘のように猛然と働き始めました。
2ヶ月間、他のことには見向きもせず、
マーク・ゲイティスの演技をもう一度、生で見るために。
何故そこまで必死に会いに行く必要があるのか、自分でも不思議に思う瞬間がありましたが、
それはキッカケに過ぎず、またロンドンに行きたいという、ただそれだけのためだった気もします。
そして、ニュースを知って3ヶ月程経った11月1日、私の2度目の英国旅行が始まりました。
前回は乗り継ぎありの飛行機でしたが、今回はヴァージン・アトランティックの直行便。
やはり直行便はいい! それに英国の航空会社だと機内上映で英国のドラマが見られるし。
機内食も(前回と比べたら)かなり満足!
これでもかとジュースを飲ませてくれるし。
ただ、ANAと提携している便だったので、日本語に不自由しなかったのが自分にとってはためになりませんでした。
機内から英語で話す緊張感を持っていたかったのですが。
ヒースロー到着! 到着するといつも甘い香りが漂ってる空港。
このフォント(Johnston)を見ると、英国にキター!って実感が湧いてきます。
そして今回ももちろんヒースローからPiccadilly線に乗ってロンドン中心部へ。
時間はだいたい17時くらい。
春にはまだ明るかった時間でも、秋では既に暗くなってました。
この日はまず本屋(FOYLES)に立ち寄って買い物。
買ったのはもちろん、
今回の旅の目的である芝居の戯曲。
日本で注文して送ってもらい、飛行機の中で読めればよかったのですが、
いざ届かないと不安なので、来てすぐに購入するつもりでした。
ただ、もう一つ買うつもりだった「シャーロック」のBBC公式本 "SHERLOCK: CASEBOOK"は見つからず。
疲れていて店員さんに訊く気力もなかったので、また後日でいいかー、とこの日の購入は諦めました。
約半年ぶりになるロンドンの街。
前回はオリンピック前だったので、道路工事があちこちで行われていました。
ダイヤモンド・ジュビリーやオリンピックがかなり昔のように感じられます。
前回見られなかった"Singin' in the Rain"(右)も見られるといいなー。
ご覧の通り、街は早々とイルミネーションの季節。
到着した当初はまだ準備中の場所も多かったのですが、
滞在後半になるにつれて、あちこちでクリスマス用のイルミネーションを見ることが出来ました。
中華街も相変わらず賑やか。
そして最後にピカデリー・サーカスへ。
以前も書きましたが、ここの人通りの多さは東京の渋谷なんかを思い出して安心します。
この広場にあるクライテリオン・シアターは後でイベントのために来ることになります。
刺激的で強烈で忘れがたい旅の一日目は早めに終了。
さて、明日からは…何をしよう?
【おまけ】
Undergroundの広告でよく見かけたChris O'Dowdの"The Sapphires"。
面白そう。見てみたいけど日本でやるかな…。
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